IT導入補助金はECサイト制作に使えない?代わりに使える制度とは

IT導入補助金において、ECサイトの構築は補助対象に含まれません(2025年12月時点)。

しかし、ECサイト制作に活用できる補助金制度は、他にも複数存在します。

この記事では、代替として利用できる補助金制度や、ECサイト制作を依頼する際の注意点をわかりやすく解説します。

ECサイト制作にかかるコストを抑えたい方、補助金を活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

ECサイト制作はIT導入補助金の補助対象外

IT導入補助金では、ECサイト構築は補助対象外と明記されています(2025年12月時点)。

この補助金制度は、業務の効率化やデジタル化を目的としたITツールの導入支援が中心であり、ECサイト制作は対象に含まれません。

これにより、ネットショップの開設やリニューアルは補助を受けられないため、注意が必要です。

参照:IT導入補助金2025 通常枠 よくあるご質問

IT導入補助金以外の制度でECサイト制作に使える補助金

現在、IT導入補助金でECサイト制作は補助対象外ですが、代わりに活用できる補助金制度は複数存在します。

それぞれの補助制度の特徴や活用ポイントを詳しく解説します。

  1. 小規模事業者持続化補助金
  2. 事業再構築補助金
  3. ものづくり補助金
  4. 地方自治体の補助金・助成金

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模な事業者が策定した経営計画に基づいて行う販路開拓や業務効率化(生産性向上)の取り組みを支援する制度です。

申請には、自社が「小規模事業者」に該当するか確認しましょう。

業種ごとの従業員数の上限は、以下のとおりです。

業種 常時使用する従業員数の上限
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 5人以下
宿泊業・娯楽業 20人以下
製造業その他 20人以下

参照:小規模事業者持続化補助金

補助率・補助上限額は、申請枠によって異なり、通常枠では補助率3分の2、上限額は50万円です。

事業規模が小さいからこそ活用できる補助金なので「ECサイトを制作したいけれど予算が心配……」という方は、ぜひ申請を検討してみてください。

事業再構築補助金

事業再構築補助金は、新分野展開や業態転換など大胆な事業再編を行う企業に対し、一定の条件を満たす場合に補助されるものです。

ECサイトにおいては、新規構築やリニューアル、既存事業の枠を超えた販路開拓・業態転換を伴うプロジェクトが対象になる可能性があります。

対象になり得る経費

  • クラウドサービス利用費
  • ECサイトの設計・デザイン・実装・UI設計などの外注費
  • 広告宣伝・販売促進費
  • 技術導入費
  • 研修費

補助率や補助上限額は、従業員数や類型により異なりますが、通常類型で1,500万〜7,000万円です。
参照:事業再構築補助金

また、採択されるには「事業の大胆な再構築」が前提です。
単にECサイトの制作費だけでは補助の対象にはならないので、注意しましょう。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、製造業だけでなく、サービス業や小売業など幅広い業種で活用できる補助制度です。

ECサイト構築は、一定の条件を満たせば、補助対象として認められる可能性があります。
ポイントとして、ECサイトが「事業の革新性」や「海外に向けての販路拡大」にどう寄与するかを明確に示すとよいでしょう。

申請枠と補助額

項目 製品・サービス高付加価値化枠 グローバル枠
目的 革新的な新製品・新サービスの開発、生産性向上 輸出やインバウンド等の海外事業による国内の生産性向上
補助上限額 【従業員数別】
・5人以下:750万円
・6~20人:1,000万円
・21~50人:1,500万円
・51人以上:2,500万円
一律3,000万円(従業員数不問)
補助率 中小企業:1/2
小規模事業者等:2/3
中小企業:1/2
小規模事業者等:2/3
対象経費(共通) 機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費

単純な設備更新は対象外

上記に加え、以下も対象:
・海外旅費
・通訳・翻訳費
・広告宣伝・販売促進費海外市場開拓・インバウンド対応・共同事業など、4類型の事業に該当する必要あり

参照:経済産業省 中小企業庁担当者に聞く「ものづくり補助金(令和6年度補正)」

申請では、事業計画書においてターゲット顧客や商材、販売方法、KPIを具体的に記載します。そのうえで、ECサイトがどのように利益に貢献するかを論理的に構成しましょう。

見積書や開発体制の合理性も審査対象になるため、信頼できる制作会社と協働で進めてみてください。

参照:経済産業省 ものづくり補助金
参照:2023年度『ものづくり・商業・サービス補助金成果活用グッドプラクティス集』(A4版)

地方自治体の補助金・助成金

各自治体でも、地域の中小企業や個人事業主を支援するために、独自の補助金・助成金を用意しているケースがあります。

ECサイト制作にかかる費用の一部を支援する制度も多く、要件や補助額は自治体ごとに異なります。

最新情報は、各自治体の公式サイトや商工会議所などで確認してみてください。

ECサイト制作で補助金を活用する際に失敗しないポイント

補助金を活用してECサイトを制作する場合、特に注意すべき点は、以下の2つです。

  1. 公募期間・審査のスケジュールを把握する
  2. ECサイト制作の実績豊富な制作会社を選ぶ

公募期間・審査のスケジュールを把握する

各補助金には、公募期間・審査スケジュールが明確に決まっています。交付決定前に契約・発注・支払いを行ってしまうと、補助対象外になる点は特に注意してください。

また、補助金ごとに申請方法や必要書類が異なるため、事前に募集要項をよく確認し、余裕を持って準備を進めましょう。

スケジュールを把握しておくと、制作スピードや公開時期にも影響が出ず、計画的にECサイトを構築できます。

ECサイト制作の実績豊富な制作会社を選ぶ

補助金を活用してECサイトを制作する際は、補助金制度の知識と実績を持つ制作会社に依頼するのがおすすめです。

ただサイトを作るだけでなく、販路開拓や業務効率化などの補助金の目的に合致した提案ができる会社なら、採択率の向上にもつながるでしょう。

過去に補助金を活用したECサイト制作実績があるか、相談時に確認すると安心です。

IT導入補助金なしでコスパよくECサイトを作るならワンページ

ワンページ株式会社は、独自のマーケティング視点で、成果につなげるECサイトを制作しています。

補助金の有無に関わらず、戦略立案から運用・集客支援まで一貫対応し「売れるECサイト」の構築を支援します。

ワンページが選ばれる理由

  • 販売戦略を軸にした集客力の高いECサイトを構築
  • ブランディングと集客を兼ね備えたデザイン設計
  • 制作後も改善提案と運用サポートで成果を最大化

「初めてのECサイトで不安……」「無駄なくコスパ良く作りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まずは資料請求する

ワンページの公式サイトはこちら

まとめ:補助金を活用してECサイト制作を成功させるにはパートナー選びが重要

ECサイトの制作に補助金を活用するには、要件やルールを正しく理解し、採択されるための計画書が欠かせません。

こうした要件に対応しながら効果的なECサイトを構築するには、補助金の知見と制作実績が豊富なプロの制作会社への依頼が最も確実です。

費用対効果の高いECサイトを実現したい方は、ぜひプロの制作会社へ相談してみてください。