ホームページ作成の目的は5つ!セットで決めたい4つのポイントも紹介

「ホームページ作成の主な目的は?」
「ホームページの役割や種類を知りたい」

成果を上げるホームページ作成を目指すうえで、ホームページ作成の目的を設定することは欠かせません。

しかし、初めてホームページ作成をする場合、ホームページの作成目的やホームページの種類について分からないことも多いでしょう。

そこで本記事では、ホームページ作成の目的ホームページの種類を紹介します。

ホームページを作成する前に目的を明確化しよう

ホームページを作成する前に、作成する目的を明確化することが重要です。

ホームページの作成目的があやふやな状態だと、ユーザーに対して適切な情報を発信できません。

また、作成途中で迷いが生じた場合に、どのような方向性で進めれば良いかわからなくなってしまうでしょう。

そのため、会社の売上アップや認知度の拡大など、ホームページの運営を通して何を実現したいのかを明確に決めてください。

ホームページを作成する5つの目的

ここからは、ホームページを作成する主な目的を5つ紹介します。

  1. 問い合わせや資料請求の獲得
  2. ブランディング
  3. 自社商品やサービスの紹介
  4. 見込み顧客の獲得・集客
  5. 人材採用

問い合わせや資料請求の獲得

ホームページを運営することで、問い合わせや資料請求の獲得をユーザーに促せます。

会社への連絡手段が電話しかない場合、会社の営業時間外ではユーザー対応を行えません。ユーザーが自社サービスや商品に興味をもっても、会社とコンタクトが取れないことが原因で機会損失につながる恐れがあります。

しかし、ホームページにお問い合わせフォームや資料請求ページを設置すると、24時間いつでもユーザー対応を行えます。

ブランディング

企業のブランディングもホームページ作成の大きな目的です。

ホームページは、インターネット上における会社の看板や名刺に相当すると言っても過言ではありません。

ホームページを通して多くの人に認知してもらうことで、会社のブランドが向上し、取引先やユーザーから信頼を得られるでしょう。

自社商品やサービスの紹介

自社商品やサービスの紹介を目的に、ホームページを運営している会社は多いです。

商品やサービスの内容や価格を紹介するだけでなく、商品の開発秘話や制作時の写真などを同時に掲載することで、独自性のあるPRを行えます。

また、ホームページにサービスの予約機能や商品購入ページを設置することで、商品紹介から顧客獲得までをホームページだけで完結できます。

見込み顧客の獲得・集客

見込み顧客の獲得・集客も、ホームページ作成目的の一つです。

ホームページにアクセスするユーザーの多くは、検索エンジンからのキーワード検索から流入します。

そのため、自社サービスや商品に興味関心を持ちやすいユーザーが、ホームページを閲覧する可能性が高いです。

ホームページを継続して更新し、価値のあるコンテンツを発信し続けることで、見込み客にアプローチを続けられます。

人材採用

人材採用や求人に、ホームページを活用する会社も少なくありません。

ホームページに人材採用ページを設置することで、独自性のある求人募集を行えます。

社内の様子や社員の声などを、画像や動画を交えながら紹介することで、求職者が知りたい情報をわかりやすく伝えられます。

ホームページ作成の目的とセットで明確にしたいポイント4つ

ホームページ作成の目的とセットで明確にしたいポイントは、以下の4つです。

  1. 成果指標・KPI
  2. ターゲット・ペルソナ設定
  3. 目的を達成するために必要な施策
  4. UXを意識したサイトのデザイン

成果指標・KPI

ホームページの作成目的を決める際は、成果指標やKPIなどの具体的な目標を同時に定めることが重要です。

ホームページの目的を決めて作成しても、結果が伴わなければ作成費や作成までの時間が無駄になってしまいます。

そのため、「1ヶ月でホームページからの問い合わせを◯件獲得する」「サイト経由での年間売上◯万円を目指す」など、期間を決めて明確な目標を決めてください。

また、ホームページ運用は、結果が出るまでに長期間かかる可能性があります。そのため、具体的な数値の目標がないと、ホームページ運用に対するモチベーションが落ちてしまう恐れがあります。

ターゲット・ペルソナ設定

ユーザーに満足してもらえるホームページを作成するには、ターゲット・ペルソナ設定を行う必要があります。

ホームページの目的が何なのかに関わらず、ユーザーが求める情報を適切に提供することは重要です。

ユーザーにとって価値のある情報を届けるためには、ターゲットとするユーザー像を具体的に想定しなければなりません。

そのため、「20代〜30代の若手ビジネスパーソン」や「30代〜40代の子育て中主婦」など、自社の事業内容やホームページの目的を踏まえながら、ペルソナ設定を行いましょう。

目的を達成するために必要な施策

ホームページを作るだけでは、集客が実現するとは限りません。目的達成には、戦略的な「集客施策」が必要です。

具体的には、以下のような手法があります。

  • SEO対策を強化し、検索キーワードを意識したコンテンツ作りで検索上位を狙う
  • SNSを活用して情報を発信し、ホームページへの導線を作る
  • ブログでユーザーの課題を解決する記事を継続的に発信し、検索エンジン経由の流入を促す
  • Googleビジネスプロフィールを最適化し、地元検索での表示機会を増やす
  • リスティング広告で検索結果に広告を表示させて、即効性を狙う

これらの施策を、自社のリソースやフェーズに応じて段階的に導入します。初期段階では「低コストでできる範囲」を活用し、成長と共に有料施策を組み合わせて集客力を強化していきましょう。

UXを意識したサイトのデザイン

ホームページの目的を達成するには、UX(ユーザー体験)を意識したサイト設計が欠かせません。ユーザーが「使いやすい」「見やすい」と感じる設計であるかどうかが、CV率や再訪問率に大きく影響します。

UXを向上させる主な要素は、以下のとおりです。

ユーザビリティ(使いやすさ) 直感的に操作でき、迷わず情報にたどり着ける設計
ユーザー導線の最適化 訪問者の行動パターンを予測し、必要な情報へスムーズに誘導する導線設計
表示速度の高速化 ページ表示が遅いとユーザーは離脱しやすいため、画像の圧縮やキャッシュの活用などで速度を改善
モバイル対応 スマホからの閲覧が主流となる今、レスポンシブ対応は必須
ヒートマップを使った行動分析 ユーザーの動きを可視化し、仮説の検証・改善に役立てる

UXを高めるには、ユーザーニーズへの理解がスタート地点です。ペルソナ設定やユーザーインタビューを通じて、何を求めてサイトに訪れているのかを把握し、そこに沿ったコンテンツを提供しましょう。

ホームページの種類|目的別

最後に、ホームページの種類を目的別に5つ紹介します。

  1. コーポレートサイト
  2. サービス・商品サイト
  3. オウンドメディア
  4. リクルート(採用)サイト
  5. ECサイト

コーポレートサイト

コーポレートサイトは、事業やサービス・商品の紹介、経営情報など、自社の紹介を行うホームページです。

顧客や求職者、株主などの信頼を得るために、基本的な会社情報を正確に伝えることが求められます。

サービス・商品サイト

サービス・商品サイトは、自社製品の詳細紹介や販売を行うホームページです。

感染症拡大の影響も相まって、ネット通販やオンラインショップを活用するユーザーが増えています。

そのため、あらゆる業界でサービス・商品サイトの導入が増えています。

オウンドメディア

オウンドメディアは、自社の認知拡大や見込み客の獲得を行うホームページです。

価値のあるコンテンツ発信を続けて検索の上位表示を目指すため、オウンドメディアの運用には多くの手間やコストがかかるでしょう。

しかし、一度効果が現れれば、継続的に集客できるツールになります。

リクルートサイト

リクルートサイトは、求職者に自社を紹介して応募者を獲得するためのホームページです。

採用活動にホームページを用いることで、求職者に対して独自性のあるアピールを行えます。

また、自社の魅力や求職者の求める情報を適切に発信できると、応募者の増加や優秀な人材の確保につながるでしょう。

ECサイト

ECサイトは、インターネット上で商品を販売するためのオンラインショップです。

自社独自で構築するパターンと、楽天市場やAmazonなどのモール型に出店するパターンがあり、運用体制や目的に応じて選択します。近年では、BASEやSTORESなど、無料で手軽に開設できるツールも増えてきました。

ECサイトで検索流入やユーザーの信頼性を高めるには、SEOに強いコンテンツやレビュー投稿機能を取り入れるとよいでしょう。

ページの読み込み速度やスマートフォン対応など、ユーザーの離脱を防ぐ工夫も実施してみてください。

目的別|ホームページとの併用がおすすめな手法

ホームページは、情報発信やブランディングの要ですが、単体で集客や販売、採用などの成果をすべて賄うのは難しい場合もあります。

ここからは、目的別におすすめの併用施策を紹介します。

  1. 集客が目的ならSNSの活用
  2. 採用が目的なら求人媒体の活用
  3. 広報が目的ならプレスリリースサービスの活用
  4. 商品の販売が目的ならECカートサービスの活用

集客が目的ならSNSの活用

SNSは、ホームページと相性の良い無料の集客媒体です。

SNSで情報発信し、興味を持ったユーザーを自社のホームページへ誘導すれば、会社概要やサービス内容、問い合わせなどの詳細を伝えられるでしょう。

つまり、SNSは「入口」、ホームページは「詳細説明と信頼形成の場」として機能するのが理想です。

また、SNSではリアルタイムな情報更新やキャンペーン告知ができるため、ファンづくりにも有効です。まずは無料で始められるSNSを活用し、ホームページと連動した運用を目指しましょう。

採用が目的なら求人媒体の活用

人材採用を目的にホームページを作っても、思ったように応募が集まらない……そのような悩みを持つ企業は少なくありません。

このような状況では、求人媒体との併用が非常に効果的です。

たとえば、Indeed求人ボックスリクナビなどの求人媒体は、すでに多くの求職者が利用し、短期間で効率よく応募を集められるのがメリットです。求職者側にとっても、条件での絞り込みや履歴書作成機能などが便利で、応募へのハードルを下げてくれるでしょう。

まずは、求人媒体を活用して人材を確保しつつ、ホームページには「企業理念」「社員インタビュー」「働く環境」など、媒体では伝えきれない深い情報を掲載するのがおすすめです。

ホームページを補完的な役割にすれば、より質の高いマッチングや、入社後のミスマッチ軽減にもつながります。

広報が目的ならプレスリリースサービスの活用

自社の取り組みを広く伝えるなら、プレスリリースを有効活用するとよいでしょう。

ホームページでのお知らせは、すでに自社を知っている人には届きますが、新しい関係性を築きたい見込み顧客に広く認知を広げるには十分とはいえません。

そこで有効なのが「PR TIMES」や「valuepress」などのプレスリリース配信サービスです。これらを活用すれば、新聞や雑誌、Webメディアなど多数のパートナーメディアへ自動的に情報が配信されます。

うまく注目を集めれば、取材や他サイト掲載などのチャンスも期待できるでしょう。特に創業間もない企業にとっては「信頼性」「ブランド力」の向上につながる貴重な施策です。

商品の販売が目的ならECカートサービスの活用

自社商品をネットで販売するなら、ECカートの導入が効率的です。

ECカートとは、いわゆる「ショッピングカート機能」を指し、商品選択から決済までをスムーズに行えるシステムです。たとえば、BASEやSTORES、Shopifyなどを活用すれば、低コストかつ短期間でECサイトの立ち上げが可能です。

ホームページにEC機能をゼロから構築しようとすると、コストや手間がかかるうえ、セキュリティリスクへの対策も欠かせません。ECカートサービスであれば、運用や保守の負担も軽減できます。

ECサイトの目的に応じて、導入を検討してみてください。

目的に最適なホームページ制作ならワンページ

所在地 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2丁目 14-16 河合ビル6F
電話番号 052-223-0200
設立日 2017年4月
公式サイト https://onepage.co.jp/

私たちワンページは、企業や事業者様の目的に応じた戦略的なホームページ制作を提供しています。

採用や集客、販売促進、企業ブランディングなど、多様なゴールに対応し、専門チームが調査・企画から設計、構築、運用まで対応。表面的なデザインではなく、成果に直結する構造とコンテンツを重視した「機能するホームページ」を目指します。

公開後も、アクセス解析や改善提案を通じて効果を最大化し、中長期的にビジネスを支えるパートナーとして、堅実かつ確かな制作体制を整えます。

まずは、お客様の目的や課題をお聞かせください。

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まとめ:ホームページを作成する目的や役割を明確化しよう

ホームページ作成の目的や役割の明確化は、成果を上げられるホームページ作成に直結します。

ホームページの役割を正しく理解して、目的や目標を達成できるホームページを作成しましょう。

なお、ワンページ株式会社では、ホームページ制作からSEOやMEOの集客支援までを総合的に行っています。ホームページ制作や運用に関する無料相談も受け付けておりますので、お困りの方はぜひお気軽にご相談ください。