ホームページのアクセスアップを果たす方法15選!注意点も解説

「ホームページのアクセス数を増やすコツは?」
「アクセスアップを実現するうえでの注意点を知りたい」

商品やサービスを多くのユーザーに認知してもらうために、ホームページのアクセスアップは欠かせません。

とはいえ、膨大なホームページの中から、ユーザーにアクセスしてもらうには、入念な対策を取る必要があります。

そこで本記事では、ホームページのアクセスアップを果たすための鉄則や注意点を解説します。

ホームページのアクセスが増える仕組み

ホームページのアクセスが増える仕組みは、以下の2パターンがあります。
それぞれの特徴をつかんでおきましょう。

  1. 検索経由でのアクセス
  2. 検索以外でのアクセス

検索経由でのアクセス

まず、検索エンジン経由のアクセスです。ホームページの流入経路として基本かつ重要な手段で、特にGoogle検索における上位表示は、アクセス数に大きな影響を与えるでしょう。

FirstPageSageが発表した検索順位別クリック率(2024年11月調査)では、検索結果の1位に表示されたページは、約39.8%のクリック率を誇るとされており、2位では約18.7%と急激に下がります。

参考:Google Click-Through Rates (CTRs) by Ranking Position in 2025

この結果から、検索経由でのアクセスを増やすには「SEO対策」が欠かせません。

具体的な手法としては、ユーザーの検索意図にマッチした良質なコンテンツの作成や、タイトルや見出しへのキーワード配置、内部リンクの最適化などが基本です。

また、検索ユーザーが「知りたい」と思う情報を明確に、分かりやすく提示することも重要になるでしょう。

検索順位を高めるには時間がかかりますが、安定したアクセス増加につながるため、計画的な取り組みが求められます。

検索以外でのアクセス

検索以外にも、ホームページへのアクセスを増やす手段はあります。

主な方法として「リファラル(外部リンク)」「ダイレクトアクセス」「SNS経由」「Web広告」が挙げられるでしょう。

たとえば、他サイトからのリンクは、信頼性の証としてSEOにも良い影響を与えます。SNSでは自社での情報発信やシェアによって、特定のターゲット層への認知拡大が可能です。

ただし、いずれの手法も前提として「質の高いコンテンツ」が欠かせません。

また、Web広告は即効性があるものの、出稿を停止すればアクセスも減少する側面があります。そのため、中長期的には検索流入を中心に据えつつ、SNSや広告を補完的に活用する戦略が有効といえるでしょう。

ホームページのアクセスアップを実現させる方法15選

では早速、ホームページのアクセスアップを実現させる15個のポイントを紹介します。

  1. ユーザーの役に立つ良質なコンテンツを掲載する
  2. コンテンツを豊富に用意して充実させる
  3. オリジナルのコンテンツを作成する
  4. 興味を惹くデザインやアイキャッチにする
  5. サイトを定期的にリライト・更新する
  6. 万全なSEO対策を実施する
  7. ページの表示速度を高速化させる
  8. ユーザーが遷移しやすいサイト構造・内部リンクに最適化する
  9. モバイル検索に最適化する
  10. プレスリリースを行う
  11. SNSもセットで運用する
  12. Googleビジネスプロフィールに登録する
  13. メールマガジンで配信する
  14. Web広告を活用する
  15. パンフレットやチラシからホームページへアクセスできる導線を作る

ユーザーの役に立つ良質なコンテンツを掲載する

まず、ユーザーの役に立つ良質なコンテンツの掲載は非常に大切です。

ユーザーは有益な情報を得るために、キーワード検索からコンテンツにアクセスします。

もし、コンテンツの内容がユーザーの役に立つものでなければ、ホームページの長時間滞在や複数回のアクセスは見込めません。

ユーザーの特徴やニーズを分析し、悩みを適切に解決できるコンテンツ制作を心がけましょう。

コンテンツを豊富に用意して充実させる

ホームページのアクセス数を継続的に増やすには「質」だけでなく「」も重要です。

どれほど優れた記事があっても、すぐに読み切れてしまうようなページ数では、リピーター獲得にはつながりません。

訪問者に「もっと読みたい」「また見に来よう」と思ってもらうには、1回の訪問で読み尽くせないほどの豊富なコンテンツを用意しておきましょう。

また、ページ数が多いほど検索キーワードに対する露出のチャンスが増え、SEO効果も高まります。特に、下層ページを充実させると、検索エンジンからの流入経路増加につながります。

情報の「深さ」と「広さ」を意識して、網羅性のあるホームページを構築しましょう。

コンテンツ制作については、こちらの記事を参考にしてみてください。

コンテンツとは情報の内容や中身のこと!良質なコンテンツのポイントを紹介

オリジナルのコンテンツを作成する

オリジナルのコンテンツ作成は、ホームページのアクセス数を増やすために非常に有効な手段です。

他にはない独自性のある情報は検索エンジンから高く評価され、検索結果で上位に表示されやすくなります。

また、ユーザーにとっても価値のある情報であれば、SNSでのシェアや他サイトからのリンク獲得にもつながり、自然とアクセスが集まりやすくなるでしょう。さらに、継続的に更新することで、リピーターを増やし、サイト全体の信頼性向上にも貢献します。

興味を惹くデザインやアイキャッチにする

興味を惹くデザインやアイキャッチも、ホームページのアクセスアップには欠かせません。

デザインやアイキャッチが魅力的な場合、ユーザーをコンテンツの内容へ引き込める可能性が高くなります。

また、SNSやメディアで拡散される可能性も高まるため、大幅なアクセスアップを期待できます。

ただし、興味を惹くためだからといって、詰め込んだデザインやアイキャッチは逆効果です。

ユーザーファーストを徹底したうえで、目を引きやすく見やすいデザインやアイキャッチを目指しましょう。

サイトを定期的にリライト・更新する

ホームページの更新頻度は、アクセス数に大きな影響を与えます。定期的に新しい記事を発信すれば、過去に訪れたユーザーが再訪するきっかけになり、リピーターの獲得につながるでしょう。

また、情報の鮮度を保つと、検索エンジンからの評価も高まりやすくなります。特に既存記事に対するリライトは、SEO対策に欠かせません。

コンテンツの見直しと更新は、ユーザーの信頼性向上にもつながるため、定期的なチェックと改善を習慣化しましょう。

ホームページの更新を効率よく実施する方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。

ホームページの更新を自分で!事前準備と3つの方法・実践ポイントを紹介

万全なSEO対策を実施する

万全なSEO対策の実施は、新規ユーザーからのアクセスを獲得するうえで重要です。

ホームページにアクセスする新規ユーザーの大半は、Googleなどの検索エンジンを経由します。

検索エンジンからアクセスしてもらうためには、ユーザーが検索すると想定されるキーワードで、ホームページが検索結果の上位に表示されなければなりません。

そのため、キーワードの検索回数や検索するユーザーのニーズ分析、検索エンジンに評価されやすいコンテンツ制作など、SEO対策を行いましょう。

ページの表示速度を高速化させる

各ページの表示速度を高速化させることも、アクセスアップにつながります。

ページの表示速度が遅いと、ページの離脱率が高まり、検索エンジンからの評価にも悪影響を及ぼしかねません。

ユーザーと検索エンジンの両方から高評価を得るためには、スマートフォンやパソコンにおけるページ表示の高速化も実施してください。

画像の圧縮や不要な外部ファイルの削除などの施策で、ページ表示速度の向上を図りましょう。

ユーザーが遷移しやすいサイト構造・内部リンクに最適化する

ホームページの構造や内部リンクの最適化は、ユーザーの利便性向上とSEOの両面で効果があります。

たとえば、パンくずリストの設置により、ユーザーが現在どのページにいるのかを把握しやすくなり、回遊性が高まります。

また、記事内に関連ページへのリンクを設置することで、サイト内の滞在時間や閲覧ページ数が増え、検索エンジンからの評価向上にも寄与するでしょう。

そして、アンカーテキストは「こちらをクリック」ではなく、リンク先の内容を端的に示す具体的な文言を使うと、ユーザーにもクローラーにも伝わりやすくなります。

さらに、Googleがサイトを評価する際には、ページ同士の関連性や構造の明確さを重視するため、内部リンクの設計が鍵を握ります。

定期的に構造を見直し、ユーザーにとってストレスのないナビゲーションを整備してみてください。

モバイル検索に最適化する

近年では、ホームページにモバイル検索への対応も求められます。

スマートフォンの普及に伴い、PCではなくスマートフォンから検索するユーザーが増加しました。そこでGoogleでは、モバイルサイトの表示を基準に検索順位を決定しています。

検索エンジンからの評価を得るためには、スマートフォンからでも快適に閲覧できるホームページを制作しなければなりません。

スマートフォン表示に適したコンテンツ制作や、ホームページのレスポンシブ化などを行い、スマートフォンからでも利用しやすいホームページを目指しましょう。

プレスリリースを行う

プレスリリースも、ホームページのアクセスアップを狙ううえで有効な手段です。

企業がテレビ局やニュースサイト運営会社などのメディアに対し、新サービスや新製品などの最新情報を提供する文書のこと。主にPR TIMESをはじめとする媒体で実施できます。

プレスリリースの実施は、ユーザーからの認知や社会的信頼の獲得につながり、そこから公式サイトへ遷移されればアクセスアップも期待できます。

SNSもセットで運用する

ホームページとSNSのセット運用も、アクセスアップを果たすコツです。

ホームページのアクセス数を増やすためには、アクセス経路の増加が大切です。近年では検索エンジンではなく、SNSで検索される方も増加しました。

そのため、検索エンジンからの流入だけに頼るのではなく、TwitterやFacebook、Instagramなどのアカウントを開設して、アクセスへの窓口を増やしましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録する

ホームページのアクセスアップを目指すうえで、Googleビジネスプロフィールの活用も有効です。

Googleビジネスプロフィールとは、主にローカルビジネスで活用されるGoogleが提供する無料情報管理ツールのこと。企業や店舗を登録して対策を行えば、特定の検索結果に表示されます。

検索を通じて興味を持ったユーザーを、ホームページへ誘導できる可能性を高められます。

メールマガジンで配信する

メールマガジンは、ホームページへの定期的なアクセスを促す有効な手段です。一度訪れたユーザーと継続的な関係を構築すれば、リピーターの獲得にもつながるでしょう。

たとえば「今週のおすすめ記事」「限定キャンペーンのご案内」など、ユーザーにとって価値ある情報を定期的に配信すると、開封率やクリック率を高められます。

また、SEOやSNSのように「待つ」集客とは異なり、メルマガは能動的にアプローチできるのも強みです。

まずは、資料請求や会員登録時に読者リストを獲得し、配信基盤を整備しておきましょう。上手に活用すれば、アクセス数の底上げに役立つ施策になります。

Web広告を活用する

Web広告は、ホームページのアクセスを短期間で増やす手段として効果的です。

代表的な手法には、Google広告(リスティング広告)やディスプレイ広告、SNS広告(Facebook・Instagram・YouTubeなど)があります。

たとえば、検索連動型広告で「ホームページ制作 東京」などの購入意欲の高いキーワードを狙えば、質の高い見込み顧客を集めるのに有効でしょう。

ただし、Web広告は一定のランニングコストがかかるため、狙うターゲットや広告原稿、誘導先ページの内容をしっかり設計して進めてみてください。

パンフレットやチラシからホームページへアクセスできる導線を作る

オフライン施策であるパンフレットやチラシからホームページへの導線を確保するのも、アクセス数アップに有効です。

たとえば、商品購入時に配布する資料や、イベントで配るチラシにQRコードやURLを明記するだけで、スマホやタブレットからホームページへ誘導できます。

その際は「この商品の使い方はこちら」「新製品情報はホームページで随時更新中」などの一言を添えると、ユーザーの訪問意欲を高めるきっかけになるでしょう。

また、オフラインで接触した顧客を自社サイトへスムーズに誘導するには、ホームページが情報のハブになる意識を持っておいてください。

アクセス導線が増えれば、その分訪問率も増加しやすくなります。紙媒体とデジタルをうまく連携させ、総合的な集客力を高めていきましょう。

ホームページのアクセスアップを実現させるうえでの注意点

ホームページのアクセスアップを目指すにあたって、以下3つの注意点を解説します。

  1. アクセスの経過を分析する
  2. 専門的な分野なら専門家の明記をする
  3. 被リンクは購入しない

アクセスの経過を分析する

アクセス数を増やすための手段を講じるだけでなく、アクセスの経過を分析することも大切です。

アクセスアップを目指して行動を起こしても、間違った方法であれば効果を期待できません。

そこで、施策が適切かを判断するために、アクセスの経過を分析して、次のアクションを立案しましょう。

なお、アクセスアップのために手段を講じてから、実際にアクセス数が増えるまでにはある程度の時間を要します。

アクセス数がすぐに増えないからといって、方法が間違っているとは一概にいえないことも把握しておきましょう。

専門的な分野なら専門家の明記をする

専門的な分野のコンテンツには、監修担当の専門家を明記しましょう。

医療や法律など、高度な専門知識を要する分野では、情報の信憑性が問われます。専門的なコンテンツであるにも関わらず、情報が不確実だとユーザーからの信頼を失いかねません。

ユーザーからの信頼を得るために、専門的な分野はしっかりと監修を受け、専門家を明記しましょう。

被リンクは購入しない

被リンクの購入は、検索エンジンから悪い評価を受けることにつながるため、してはいけません。

被リンクを増やすことは、有効なSEO対策です。サイトの評価が高まれば、検索結果に表示されやすくなり、アクセスアップも見込めるでしょう。

しかし、被リンクは関連性のあるサイトからのリンクに限り、関連性が薄いと逆効果です。

また、Googleは、被リンクの購入を禁止事項としています。

参考:Googleウェブマスターツール サイトからの不自然なリンク

被リンクの購入にメリットはないため、決して行わないようにしてください。

まとめ:ホームページのアクセスアップを実現するために正しい運用をしよう

ホームページのアクセスアップを実現させるためには、ユーザー目線のコンテンツ制作を行ったうえで、多数のアクセス経路を構築することが大切です。

多くのユーザーにアクセスしてもらえるように、正しくホームページを運営しましょう。

なお、ワンページ株式会社では、SEOやMEO対策、サイト解析、ソーシャル運用など、各領域のプロがさまざまな集客サポートを行います。

サイト運用に関する無料相談やアドバイスも承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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