「求人を出しても、思ったより応募が集まらない……」
「自社の魅力をどう伝えれば、求職者に興味を持ってもらえるのだろうか?」
このような採用の悩みに対して活用したいのが、Indeedの企業ページです。
写真や動画を使って職場の雰囲気を伝えたり、企業の想いや強みを言語化できるこのページは、求職者に選ばれる会社になる最適な情報発信の場です。
とはいえ「作り方が分からない」「どのように編集するのか?」「そもそも自社ページが表示されない」などの疑問や不安から、手をつけられていない企業も多いでしょう。
そこで本記事では、Indeedの企業ページの基本的な概要から、作成・編集の手順、運用のコツを紹介します。
この記事の内容
Indeedの企業ページとは?

出典:Indeed
Indeedの企業ページとは、求人票だけでは伝えきれない企業の魅力や雰囲気を、写真や動画、紹介文などを用いて可視化できる企業専用のプロフィールページです。
採用サイトを持っていない企業にとっても、自社の「顔」になるような採用情報発信の場として活用できます。
このサービスで特徴的なのは、Indeedアカウントを持っていれば無料で作成できる点。難しい設定や専門知識も不要で、採用担当業務を兼任している方でも簡単に始められるのが大きなメリットです。
また、カスタムコンテンツを利用すれば、職場の雰囲気や社員の声など、言葉だけでは伝えきれない「リアルな魅力」をビジュアルで表現できます。
競合が多い中で、自社の個性を打ち出したい企業にとって、応募効果の向上が期待できるツールといえるでしょう。
Indeed「企業ページ」の機能
Indeedの企業ページには「無料版」と「有料版(企業ページプレミアム)」の2種類があり、利用できる機能に違いがあります。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
- 無料版「企業ページ」の機能
- 有料サービス「企業ページプレミアム」の機能
- 無料・有料サービスで使える機能の違い
無料版「企業ページ」の機能
Indeedの企業ページは、無料であっても自社の魅力をしっかり発信できる機能が備わっています。
主な機能は、以下のとおりです。
- 企業ロゴ
- 写真・動画
- カスタムコンテンツ(最大5件まで投稿可能)
- 質問箱の設置
これらのコンテンツを活用すれば、求人票には掲載しきれない情報を、視覚的に伝えられます。
たとえば、職場の雰囲気を写真で紹介したり、社員の声を動画で届けたりすると、求職者が応募しやすい環境を整備できるでしょう。
また、質問箱機能では、求職者からよくある質問にあらかじめ回答することで、ミスマッチの防止にもつながります。簡易的な採用ページとしても十分活用できる内容であり、採用サイトを持っていない企業にも、最適なスタート地点になるでしょう。
有料サービス「企業ページプレミアム」の機能
無料版でも基本的な情報発信は可能ですが、よりリッチな表現で自社の魅力を最大限に伝えたい企業には「企業ページプレミアム」という有料版が用意されています。
このプレミアム機能では、無料版では使えない以下のような高度な機能が追加されます。
- カスタムコンテンツ数が10件に増加
- 企業カラーの設定やYouTube動画の埋め込みでブランド訴求が可能
- 注目のクチコミ・求人表示や、競合企業との比較表示
- 高度なフォロワー分析機能
- クチコミや評価の絞り込み機能
特に、モバイル表示の最適化やタブ連携により、求人情報と企業情報をシームレスに閲覧できるようになる点は、応募導線の強化に直結するでしょう。
また、Indeedによれば、プレミアム利用企業の応募率が最大4倍(※)に向上した事例もありました。
ただし、企業ページプレミアムを利用するには、月間のIndeed広告出稿額が一定基準を超えるという条件(※)があります。広告予算に余裕があり、本格的に採用ブランディングに取り組みたい企業にとっては、検討する価値のある強力な機能です。
(※)参考:Indeed
(※)参考:Indeed 利用規約
無料・有料サービスで使える機能の違い
以下に、無料と有料で使える機能の違いをまとめました。
機能項目 | 無料版(スタンダード) | 有料版(プレミアム) |
---|---|---|
企業ロゴの掲載 | ◯ | ◯ |
写真・動画の掲載 | ◯ | ◯(掲載数の上限拡大) |
カスタムコンテンツ(会社紹介) | 最大5件 | 最大10件 |
質問箱への回答 | ◯ | ◯ |
クチコミへの回答 | ◯ | ◯ |
求職者との交流機能 | ◯ | ◯ |
求人ブランディング機能 | × | ◯ |
注目のクチコミ表示 | × | ◯ |
注目の求人表示 | × | ◯ |
競合他社との比較表示 | × | ◯ |
クチコミ・評価の絞り込み表示 | × | ◯ |
フォロワー分析機能 | × | ◯ |
ブランドカラー・動画カスタマイズ | × | ◯ |
スマホ表示のタブ連携 | × | ◯ |
無料版の企業ページでも、写真や動画、紹介文を活用すれば、自社の魅力を十分に伝えられます。
一方で「企業ページプレミアム」は、デザイン性や機能が一段と充実し、競合との差別化や応募率の向上につながる高度なカスタマイズ機能が利用できます。
採用ブランディングを本格化させたい企業は、有料版の導入を検討してみるとよいでしょう。
Indeedの企業ページを活用するメリット
Indeedの企業ページを活用するメリットは、主に以下の6つです。
- 採用ブランディングにつながる
- 求人では伝えきれない企業の魅力をアピールできる
- 応募者とのミスマッチ防止に役立つ
- 無料から作成・運用できる
- 質問箱やクチコミなど、求職者との接点を増やせる
- 「企業ページプレミアム」にステップアップすると更なる応募UPが期待できる
採用ブランディングにつながる
企業ページの活用は、求職者に「この会社で働いてみたい」と感じてもらえる採用ブランディングを実現できます。
たとえば、以下のようなコンテンツが最適です。
- 社員が笑顔で働いている写真
- 会社の理念を語るインタビュー動画
- 社内の雰囲気がわかるオフィス風景
これらを提供すれば、文章だけでは伝わらない「働くイメージ」を求職者に届けられます。
特に、中小企業では「安心して働ける職場なのか」「信頼できる会社か」が応募の大きな決め手になるでしょう。そうした信頼感を与えるためにも、企業ページはブランディング強化に欠かせない場です。
求人では伝えきれない企業の魅力をアピールできる
企業ページを利用すれば、求人票だけでは伝えきれない企業の個性や強みを、ページ全体を通してアピールできます。
たとえば、以下のようなコンテンツです。
- 自社の特徴を自由に掲載できる
- 「働き方」「評価制度」「キャリアパス」などを伝えられる
- 他社との違いや、他メディアでは出せない情報も補完できる
たとえば「社員紹介」「1日の仕事の流れ」「キャリアアップ制度の紹介」などを掲載すると「働いたらこんな未来が得られるんだ」と、求職者が具体的なビジョンを描けるようになります。
文章・写真・動画を組み合わせて、自社の魅力を最大限に引き出すとよいでしょう。
応募者とのミスマッチ防止に役立つ
企業ページは、企業の雰囲気や考え方を詳細に伝えられるので「入社後のギャップ」を減らす効果が期待できます。
「思っていた会社と違った」という理由での早期離職は、採用担当者にとって非常に悩ましい問題でしょう。企業ページを活用すれば、職場の雰囲気や働き方、価値観、どんな人物を求めているかなど、事前に多くの情報を開示できます。
こうした情報は、求職者にとって「自分に合う会社かどうか」の判断材料です。これにより、採用後のミスマッチが減り、定着率の向上にもつながるでしょう。
無料から作成・運用できる
企業ページは、初期費用・月額費用ともに不要で、リスクゼロで始められる点が最大の魅力です。
登録は、Indeedのアカウントを作成し、ロゴや企業概要、画像・動画などを設定すれば完了します。掲載にあたって特別なスキルは不要で、普段の採用業務の一環として取り組みやすいでしょう。
費用をかけずに会社の魅力を伝えられるため「採用サイトを作る余裕はない」「まずは手軽に採用広報を始めたい」という企業に最適です。
質問箱やクチコミなど、求職者との接点を増やせる
質問箱やクチコミ機能を通じて、求職者との接点を増やせる点もメリットの一つです。
企業ページの質問箱では、求職者が気になっていることを投稿し、それに企業が回答することで応募前に不安を解消できます。「残業はどのくらいですか?」「未経験でも大丈夫ですか?」などの疑問に丁寧に回答すれば、誠実な企業姿勢を印象づけられるでしょう。
また、社員や元社員によるクチコミ投稿機能もあり、実際の雰囲気を知る材料として有効です。ポジティブなクチコミが多いほど、求職者は「安心して応募できる会社だ」と感じやすくなるでしょう。
「企業ページプレミアム」にステップアップすると更なる応募UPが期待できる
企業ページプレミアムは、カスタムコンテンツの掲載数が増えるほか、クチコミの上位表示機能や注目求人の設定、競合他社との比較分析などが可能です。特にスマートフォンでの表示が強化されるため、より多くの求職者の目に留まりやすくなるでしょう。
月額広告費に応じた条件を満たせば利用可能なので、一定の広告投資をしている企業であれば、導入を検討する価値はあるはずです。
Indeedの企業ページの作り方5ステップ
それでは、Indeedの企業ページを作る手順を5ステップで解説します。
- Indeedにログインする
- 管理画面を開きアナリティクスから「概要」をクリックする
- 「企業ページのトラフィック」内の「企業ページを見る」をクリックする
- 「企業の魅力」内の「ページを編集」をクリックする
- カスタマイズ画面から各項目を設定する
Indeedにログインする
企業ページはIndeedの管理画面から操作するため、求人掲載画面にアクセスし、ログインしましょう。※アカウントを持っていない場合は、新規登録からアカウントを作成してください。

出典:Indeed
ログイン後「管理画面(ダッシュボード)」に進みます。
Indeedのアカウントを取得するだけで、求人掲載だけでなく、企業ページの利用も無料でスタートできます。
管理画面を開きアナリティクスから「概要」をクリックする
ログイン後は、企業ページの編集画面へ進むために「アナリティクス」タブから「概要」を開きます。

出典:Indeed
<手順>
- 管理画面上部にある「アナリティクス」タブをクリックする
- 表示されたメニュー内の「概要」を選択する
この操作によって、自社の企業ページに関するアクセス情報や表示数などの統計データも確認できます。
「企業ページのトラフィック」内の「企業ページを見る」をクリックする
「概要」ページを開いたら、企業ページの編集画面へアクセスするリンクが表示されます。

出典:Indeed
<手順>
- 「企業ページのトラフィック」項目をスクロールして検索する
- その中にある「企業ページを見る」をクリックする
このリンクから、自社のIndeed企業ページがどのように見えているかを確認できます。
「企業の魅力」内の「ページを編集」をクリックする
企業ページの編集を開始するには「企業の魅力」タブから「ページを編集」を選びます。

出典:Indeed
<手順>
- 表示された企業ページ内の「企業の魅力」というセクションをクリックする
- その中にある「ページを編集」をクリックし、編集画面を開く
ここでの注意点として、初回アクセス時に「ページを編集」ではなく「ページを申請する」と表示される場合があります。その際はページを申請し、Indeedからの承認メール(1〜3営業日以内)を待ってから編集しましょう。
カスタマイズ画面から各項目を設定する
企業ページの編集画面では、複数の項目をカスタマイズして企業の魅力を発信できます。視覚的な訴求力を高めるには、画像や動画の活用が非常に効果的です。

出典:Indeed
カスタマイズ画面では、以下の設定項目を順番に整えていきましょう。
項目名 | 推奨仕様 |
---|---|
ヘッダー画像 | 横長画像(980×200px または 1960×400px 推奨) |
企業ロゴ | 正方形画像(400×400px 推奨) |
カスタムコンテンツ | 最大5つまで画像・動画・テキストを追加可能 自社の魅力を伝える紹介文やYouTube動画の埋め込みが可能 |
企業概要 | 企業のミッション、事業内容、特色などの基本的な紹介文 |
SNSリンク | 自社のSNSアカウント(X、Instagram、Facebookなど)と連携可能 |
企業の基本情報 | 業種、従業員数、本社所在地、売上高、自社サイトへのリンクなどを記載 |
代表者の氏名と写真 | 正方形画像(400×400px 推奨)で代表者を紹介 |
すべての項目を埋める必要はありませんが、画像や動画を多く用いると、求職者にとって信頼感のあるページになります。
Indeed「企業ページ」のクチコミを投稿・削除する方法
求職者が応募前にチェックするのは、求人内容だけではありません。クチコミ欄にある「働き手の声」が、応募の意思決定に大きく影響します。企業としては、良質なクチコミを集め、信頼を高める対応が重要です。
- 良質なクチコミを増やす方法
- ネガティブなクチコミの削除
良質なクチコミを増やす方法
クチコミは、過去または現在その企業で働いている従業員のみが投稿できます。企業側で投稿はできませんが、以下の手順で案内すれば協力を促せるでしょう。
- 社内で「クチコミの投稿」を周知する(メールや掲示など)
- 匿名で投稿可能だと伝える
- 「職種・勤務地・雇用形態」の入力は必須だと伝える
- 個人が特定できる情報の記載はNGだと伝える
- 評価を強要せず「事実に基づいて自由に記入してOK」と伝える
- 勤続年数の長いスタッフや信頼できる社員から声をかける
これにより、実態に即したクチコミが集まり、信頼性の高い企業イメージを発信できます。
ネガティブなクチコミの削除
クチコミの削除権限は、投稿者本人のみにあります。そのため、ネガティブなクチコミが投稿されても、企業側で勝手に削除できません。
ただし、ガイドライン違反(誹謗中傷・虚偽など)の場合は、Indeedに報告すれば削除対象になる場合もあります。
また、投稿本人が対処する場合、編集はできません。一度削除して、新たに投稿し直す必要がある点にも注意しましょう。
クチコミ機能や利用規約に関しては、以下の公式サイトをご覧ください。
Indeedの企業ページは削除可能?
企業ページは、求職者に対して企業の魅力や職場環境を伝える大切な情報発信の場です。
しかし、中には「ネガティブなクチコミが目立つ」「ブランドイメージを守るためページを非表示にしたい」などの理由から、企業側がページの削除を検討するケースもあるでしょう。
とはいえ、結論からお伝えすると、自社都合によるページ削除は原則としてできません。
Indeedでは「求職者にとって透明性の高い情報提供」を理念の一つとして掲げており、掲載されている情報がガイドラインに沿っている限り、基本的に削除の対象にはなりません。
これは、クチコミを含めた企業ページ全体が、応募前の求職者が職場のリアルを把握する貴重な手がかりになるからです。
たとえ企業にとって不都合な情報が掲載されていたとしても、正当な内容であれば削除できない仕組みになっています。
それでも、もし以下のような状況に該当する場合は、Indeedへの対応を検討してみましょう。
- 掲載内容に事実と異なる情報や誹謗中傷が含まれている
- ガイドライン違反と判断できる投稿がある
- 企業アカウント自体を削除・無効化したい場合
上記のようなケースでは、採用企業ヘルプセンターに問い合わせしてみてください。削除や再審査のリクエストが可能な場合があります。
Indeedの企業ページで求職者を集めるコツ
Indeedの企業ページを作成したら、上手に活用して応募率の向上につなげましょう。
求職者に響く企業ページのコツは、以下の8項目です。
- 写真や動画で「職場のリアル」を伝える
- 自社の理念・考え方を言語化して伝える
- クチコミを活用する
- 質問箱で求職者と積極的に交流する
- SNSや自社HPと連携して外部導線を強化する
- 求人内容と一貫性を持たせる
- 定期的に内容を更新し「鮮度」を保つ
- テキストや画像はスマホ閲覧に最適化する
写真や動画で「職場のリアル」を伝える
応募数を増やすなら、まずは職場の見える化がカギです。写真や動画を活用して、求職者に「働くイメージ」を伝えましょう。
特に以下のような素材があれば、求職者に安心感を与えられます。
- スタッフが笑顔で働く様子
- 現場の作業風景や会議中のワンシーン
- オフィス、店舗、工場などの内観
- 社員インタビューや入社ストーリー(動画)
素材を集める際の注意点は、以下の通りです。
- フリー素材は控え、実際の職場や社員を使用する
- 掲載する推奨サイズを守る
たとえプロ並みでなくても、リアルな素材こそが最大の武器です。今ある写真を整理するところから始めてみましょう。
自社の理念・考え方を言語化して伝える
求職者は、待遇面だけでなく、企業の価値観や姿勢に共感できるかも重視する傾向があります。企業ページでは「何をするかより、なぜやるのか」といった「会社の想い」を丁寧に伝えましょう。
特に記載しておきたいのは、以下の内容です。
- 創業の背景や代表の想い
- 大切にしている価値観
- 社員の将来性
- 将来のビジョンや目標
「文章を書くのが苦手」という方は、社内インタビューをそのまま掲載しても構いません。
この項目を掲載する目的は「この会社なら、自分らしく働けそう」と思ってもらうことです。完璧な表現より、率直で本音ベースの言葉が響くでしょう。
クチコミを活用する
求職者が応募前に必ずチェックするのが「クチコミ」。Indeedでは、企業ページにクチコミ機能が組み込まれているので、積極的に活用してみてください。
クチコミを活用するために、意識したいことは以下の3点です。
ポジティブなクチコミを投稿してもらう | 「良いことだけを書いて」と強制せず「思ったことを正直に書いて」と伝えると、自然な声が集まりやすくなる |
---|---|
悪いクチコミにも丁寧に返信する | 返信内容では「ご意見ありがとうございます」「現在はこのように改善しています」などのスタンスが好印象 |
社内でクチコミ施策に協力体制を築く | 採用担当だけで動くのではなく、現場責任者やスタッフにも「協力してもらう意味」を説明し、組織ぐるみで取り組む |
企業ページプレミアムを利用すれば「注目のクチコミ」として上位表示される可能性があります。信頼性の高いクチコミを活用して、自社の魅力を前面に出しましょう。
質問箱で求職者と積極的に交流する
質問箱を活用すれば、応募前の不安を払拭し、応募意欲を引き上げられます。
企業側がやるべきことは、非常にシンプルです。
- 質問には必ず回答する
- よくある質問は「FAQ」形式でまとめる
- 応募者目線で分かりやすい言葉を選ぶ
質問箱は「人事の温度感」が伝わる貴重なタッチポイントです。応募数が伸び悩んでいる企業こそ、積極的に活用してみてください。
SNSや自社HPと連携して外部導線を強化する
SNSや自社サイトを連携して、企業への信頼感と応募数を向上させましょう。
求職者は、企業のSNSや公式サイトも確認してから応募を決める傾向があります。
企業ページを中心に、さまざまな情報チャネルとリンクさせておけば、信頼性や情報の厚みが増し、応募の後押しになるでしょう。
やるべき施策は、以下のとおりです。
- 企業ページに自社HPや採用サイトのURLを明記
- Instagram・X・FacebookなどSNSリンクを設置
- SNSで発信する情報と企業ページの内容を一貫
SNSで「職場の雰囲気」や「活動内容」を発信している企業は、安心感が生まれやすく、応募率もアップします。情報を一元化せず、連携・導線強化を意識しましょう。
求人内容と一貫性を持たせる
せっかく魅力的な企業ページを作っても、求人票の情報と不一致では逆効果です。
たとえば「リモートワーク可」と企業ページに記載していても、自社のサイトに「原則としてオフィス出勤」とされていたら、求職者の混乱を招きかねません。
チェックすべきポイントは、以下のとおりです。
- 企業ページと求人票のトーンを統一する
- 仕事内容・勤務地・待遇の詳細に食い違いがないかを確認する
- 企業理念やビジョンは、求人票にも明記する
- 両方で使っている画像やキャッチコピーの整合性を取る
すべてのコンテンツに一貫性を持たせると、信頼性がアップし、ミスマッチも防げます。
定期的に内容を更新し「鮮度」を保つ
企業ページは、定期的に更新しましょう。
求人情報も企業ページも、今の会社の姿を伝えるツールです。何か月も前の情報がそのまま掲載されていると「この会社、ちゃんと運用しているのかな?」と不安を与えかねません。
更新する際は、以下の点に配慮しましょう。
- 季節ごとに企業ページの画像やメッセージを見直す
- 新しいクチコミや質問への回答をタイムリーに追加する
- 仕事内容の変化・制度の改定があれば即反映する
- 「新着情報」「今月のひとこと」などで動きを出す
更新は「小さな変化の積み重ね」で構いません。鮮度を維持した企業ページは、それだけで信頼につながります。
テキストや画像はスマホ閲覧に最適化する
スマートフォンで情報収集をする求職者が多い今、企業ページの表示や読みやすさも「スマホ最適化」を前提にしましょう。
特に見落としがちなポイントは、以下のとおりです。
- 1行の文字数25〜30文字を目安にする
- 画像サイズは推奨サイズ(300px以上、JPEG推奨)を守る
- 箇条書きを活用して視認性を高める
- 表示崩れがないか必ずプレビュー確認する
画像は「小さすぎる」「暗い」だけでも印象ダウンの原因になりかねません。明るくて表情が伝わるリアルな写真を使いましょう。
Indeedの企業ページでエラーが発生した際の対処法
企業ページの作成や運用中、突然「検索しても出てこない」「ログインできない」「編集できない」などのトラブルが起きることがあります。
以下に、代表的なケースとその対処法をまとめました。
- 企業ページの作成後に検索結果に出てこない場合
- Indeed企業ページにログインできない場合
- 企業ページが編集できない場合
企業ページの作成後に検索結果に出てこない場合
企業ページは、作成後すぐに検索結果に表示されるとは限りません。
検索結果に出てこない場合、以下を確認しましょう。
- 企業ページがまだ「承認待ち」状態で公開されていない
- 社名の表記揺れ(例:株式会社アカウント/(株)アカウント)で認識されていない
上記を確認しても解消されない場合は、ヘルプセンターに問い合わせて「企業ページ作成の依頼」を申請してみてください。
問い合わせる際は「企業名」「掲載している求人のURL」「アカウント情報」を用意しておくとスムーズです。
Indeed企業ページにログインできない場合
ログインできない場合の多くは、キャッシュやCookie、ブラウザ設定が原因になっている可能性があります。以下の方法を順に、改善してみてください。
- 過去の閲覧履歴を削除する
- シークレットモードでアクセスする
- キャッシュ・Cookieをクリアする
上記を実行しても改善しない場合は、別のブラウザで試すのも有効です。
それでもログインできないときは、パスワードを再設定するか、ヘルプセンターに連絡しましょう。
企業ページが編集できない場合
企業ページの編集ができない場合、以下のケースが考えられます。
- 他の担当者が別アカウントで申請・所有権を持っている
- 自社と同名の別法人のページが自動紐づけされている
まず、自社で所有権を持っているアカウントが正しいかどうかを確認しましょう。
そのうえで、編集できない旨を明記して、ヘルプセンターに問い合わせてみてください。
問い合わせの際は、以下を準備しておくとスムーズです。
- 自社名、登録済みアカウントのメールアドレス
- 編集できない企業ページのURL
- 状況のスクリーンショット
企業ページのエラー対応は、自力で解決できるものと、Indeedサポートへの依頼が必要なものに分かれます。
自力での対応が難しい場合は、早めに問い合わせてみてください。
Indeedの企業ページを活用する注意点
企業ページは、採用ブランディングに効果的なツールですが、その反面、運用ミスやトラブルによって求職者からの信頼を損なうリスクがあります。
特に注意したい点は、以下の2つです。
- クチコミは自社で削除できないと理解する
- Indeedのガイドラインに違反すると非掲載になる恐れがある
クチコミは自社で削除できないと理解する
企業ページ上に表示されるクチコミは、投稿者本人のみが削除可能です。企業側がクチコミの削除はできません。そのため、低評価のコメントは原則、半永久的に掲載される可能性があります。
悪い評価も「改善のヒント」として真摯に対応しましょう。
Indeedのガイドラインに違反すると非掲載になる恐れがある
Indeedの求人投稿や企業ページ運用では、求職者保護の観点から詳細なルールが設けられています。これを知らずに違反した場合、非掲載やアカウント停止になる可能性があるので注意が必要です。
作成前に「Indeed掲載基準ガイドライン」を熟読し、ルールを確認しておいてください。
Indeedの企業ページを正しく活用して採用の成果を出すならワンページ
所在地 | 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目 14-16 河合ビル6F |
---|---|
電話番号 | 052-223-0200 |
設立日 | 2017年4月 |
公式サイト | https://onepage.co.jp/ |
Indeedを最大限に活用して成果につながる採用を実現するなら、ワンページにお任せください。
私たちは、Indeedの正規代理店として、これまでに多くの企業様の採用課題を解決してきました。単なる運用代行ではなく、自社の魅力を最大限に引き出す採用ブランディングから伴走支援まで、トータルでサポートします。
また、当社の採用支援サービス「リクルートマスター」は、Indeedに最適化した採用サイトの構築をはじめ、応募数を増やすノウハウを提供しています。
「採用しても定着しない……」
「そもそも応募が来ない……」
「採用サイトもSNSも立ち上げたけれど、結果につながらない……」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ:Indeedの企業ページを充実させて優秀な人材を獲得しよう
Indeedの企業ページは、求人票だけでは伝えきれない自社の魅力を発信できる大切な採用ツールです。
情報の鮮度と信頼性を保ちながら企業らしさを伝え、マッチ度の高い人材の獲得につなげましょう。