「見やすいホームページを作成するポイントは?」
「見やすいホームページの参考例を知りたい」
ユーザーが利用しやすく見やすいホームページの作成は、サイトを活用した集客アップに欠かせません。
しかし、どのような点に注意すれば見やすいホームページになるのか、分からずに悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで本記事では、見やすいホームページを作成する10個のポイントや参考事例5選などを紹介します。
かっこいいホームページの参考デザイン18選!作り方やポイントも紹介 おしゃれなホームページのデザイン参考例14選!7つの作成ポイントも紹介 ランディングページをおしゃれに!参考サイトやデザイン例10選を紹介この記事の内容
見やすいホームページとはユーザーが情報を探しやすいサイト
見やすいホームページとは、ユーザーが情報を探しやすいホームページです。
ユーザーが欲しい情報をすぐに見つけられないホームページは、ユーザーにストレスを与えかねません。離脱率も高まるでしょう。
一方、見やすいホームページは、ユーザーがストレスを感じることなく閲覧できるため、ホームページの滞在時間向上や、問い合わせや予約などの行動を目指せます。
見やすいホームページを作成する10個のポイント
ここからは、見やすいホームページを作成するポイントを10個紹介します。
- サイトマップを作り込む
- 1ページの情報量を絞る
- 視線誘導の3パターンを理解する
- 3つの配色比率を理解する
- デザインの4大原則をおさえる
- フォントを統一してサイズ・行間を意識する
- 文章量・改行に気を配る
- 画像を適度に使用する
- リンクは一目でわかるデザインに際立たせる
- スマートフォンに対応させる
サイトマップを作り込む
まずは、サイトマップを作り込むことが重要です。
サイトマップとは、ホームページのページ数や内容、ページ間の関係性を決める構造図のこと。サイトマップを作り込むと、ホームページの全体像を視覚化できるため、コンテンツが整理された見やすいホームページ作成につながります。
1ページの情報量を絞る
1ページの情報量を絞ることも重要です。
あらゆる種類に情報が同一ページに記載されると、ユーザーが情報を見つけづらくなり、ページの離脱率アップにつながってしまいます。
1ページに掲載する情報は、基本的に1テーマまでとして、ユーザーが求めている情報を見つけやすくしましょう。
視線誘導の3パターンを理解する
ユーザーがページをどのような順序で閲覧するのかイメージするために、視線の動きを理解することが重要です。
視線誘導として、大きく以下の3パターンをおさえておいてください。
- F型:「左から右」と「上から下」に視線が繰り返し移動するパターン
- Z型:「左上→右上→左下→右下」に視線が移動するパターン
- N型:「右上→右下→左上→右下」に視線が移動するパターン
F型は文章が多いページ、Z型はパンフレットのような画像が多い媒体で、基本のパターンとされています。そしてN型は、主に縦書きのページで活用されます。
ユーザーがページを見る際に、どのパターンで閲覧するかを考えながら、レイアウトを作成しましょう。
3つの配色比率を理解する
見やすいホームページを作成するには、適切な配色比率を理解する必要があります。
一般的に、色数は3色でまとめるのが良いとされており、それぞれの名称と役割、配色比率は以下のとおりです。
名称 | 役割 | 配色比率 |
---|---|---|
ベースカラー | ホームページの基礎になる | 70% |
メインカラー | ホームページを印象づける | 25% |
アクセントカラー | ホームページに変化を持たせる | 5% |
背景色と文字色などのコントラストに注意しながら、ホームページの配色を決めましょう。
デザインの4大原則をおさえる
デザインの4大原則をおさえることで、見やすいホームページへと一気に近づけます。
デザインの4大原則は、以下のとおり。
- 近接:関連度の高い情報同士を近くに配置すること
- 整列:画像や文章の端を他の要素と合わせること
- 反復:同じ役割を持つ要素のデザインを統一させること
- 対比:フォントの大きさや色に変化を持たせて画面のメリハリをつけること
近接は、メニュー表で主に用いられており、整列を心がけることで、ページに統一感が生まれます。
また、反復の考え方を取り入れることで、ユーザーの理解を助けるページ作成を行えます。さらに対比をうまく使い、文字数が多いコンテンツでも見やすいページになります。
フォントを統一してサイズ・行間を意識する
強調したい情報以外のフォントは統一しましょう。
フォントにバラつきがあると、ユーザーから文章が読みづらいと思われかねません。
加えて、文字のサイズや行間も、基本的には統一するようにしましょう。パソコンやスマホからの見え方を確認しながら、読みやすいサイズや行間を設定してください。
文章量・改行に気を配る
文章量や改行に気を配ることも重要です。
コンテンツの文章量が多いと、ユーザーにストレスを与えてしまいます。
特に、スマホから閲覧する場合、文章量が多いと文字が画面が埋め尽くされる恐れがあります。
そのため、伝えたい内容はできるだけ簡潔にまとめ、改行を適度にはさみながら、スマホでも読みやすい文章作成を行いましょう。
画像を適度に使用する
画像を適度に使用することで、ホームページの視認性を上げられます。
文章が増えてしまう場合は画像を間に挿入し、ユーザーの負担を減らすようにしましょう。
なお、使用する画像は要素がわかりやすく、テイストがホームページに合ったものにしてください。ホームページに合う画像を使うことで、ホームページ全体に統一感が生まれます。
リンクは一目でわかるデザインに際立たせる
リンクは一目でわかるデザインに際立たせることが重要です。
クリックできることを表現するために、影のついたアイコンにしたり、大きなアイコンにしたりなど、周りに埋もれないようなデザインにしましょう。
スマートフォンに対応させる
ホームページをスマートフォンに対応させるようにしましょう。
近年、パソコンからではなく、スマートフォンからホームページにアクセスするユーザーが増えています。
レイアウトだけでなく、画像やフォント、文章量、タップのしやすさなどをチェックし、スマートフォンからアクセスしてもストレスなく閲覧できることを確認してください。
見やすいホームページの特徴4つ
ここからは、見やすいホームページの特徴を4つ紹介します。
- ユーザーファーストが徹底されている
- 規則性・統一感がある
- 文章と画像のバランスが適切
- 依頼する制作会社は提案内容で決める
ユーザーファーストが徹底されている
見やすいホームページは、ユーザーファーストが徹底されています。
配色やレイアウト、文字のサイズ、行間などが最適化されており、見ていてストレスを感じることがありません。
規則性・統一感がある
見やすいホームページには、規則性や統一感があります。
規則性や統一感が定まっていると、ホームページのルールをユーザーが簡単に汲み取れるため、求めている情報を迅速に見つけられます。
文章と画像のバランスが適切
文章と画像のバランスが適切なのも、見やすいホームページの特徴です。
ページ内の文章量が多い傾向にあっても、画像が適切に挿入されていれば、ユーザーのストレスを減らすことができます。
依頼する制作会社は提案内容で決める
見やすいホームページを作成するには、依頼する制作会社を吟味することも大切です。
複数の制作会社と打ち合わせを行い、提案内容から見やすいホームページを作成してもらえそうな会社を選びましょう。
見やすいホームページの参考例5選
ここからは、見やすいホームページの参考例を5つ紹介します。
- MoMA Design STORE
- POPO
- 大同生命
- JINS
- CRISP
MoMA Design STORE
MoMA Design STOREは、ニューヨーク近代美術館の公式ショップサイトです。
白をベースカラーとしたデザインで、商品の写真や説明、レビューなどがわかりやすく記載されています。
また、カテゴリーの種類も豊富で、好みのカテゴリーから商品を検索することも可能です。
POPO
デイサービスを提供しているPOPOのホームページは、画像が豊富で文字数が少なく、高齢者でも無理なく閲覧できる構成になっています。
また、ボタンにマウスカーソルを合わせると変化する仕様になっているため、どこにカーソルを合わせているのか判別しやすいです。
大同生命
大同生命のホームページは、どのボタンを押せば知りたい情報を得られるか、わかりやすく構成されています。
「ご契約者様へ」や「保険加入をお考えの方へ」など、どこに誰向けの情報が掲載されているかすぐにわかるため、迷うことなく求めている情報を得られます。
JINS
JINSのホームページは、トップページがシンプルで導線がわかりやすいのが特徴です。
トップページには新着情報やランキングなど、必要最低限の情報だけ掲載し、他ページへのリンクはランキングの下にわかりやすくまとめられています。
CRISP
CRISPのホームページは、トップビューに大きく表示されたキャッチコピーがインパクトを与える構成になっています。
また、余白をうまく確保したレイアウトになっており、ストレスなく文章を読み進められます。
見やすいホームページの自作が難しいなら制作会社がおすすめ
見やすいホームページの自作が難しい場合は、制作会社への依頼をおすすめします。
制作会社であれば、お客様の要望を丁寧にヒアリングした上で、見やすいホームページの制作が可能です。
ワンページ株式会社では、ホームページ制作からSEO対策まで包括的な制作を行っています。ヒアリングでお客様の要望を汲み取り、見やすく利便性の高いサイト作りが可能です。
全国の企業様を対象に制作を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ:見やすいホームページでユーザーからの評価を獲得しよう
見やすいホームページの作成は、ユーザーファーストなホームページを目指す上で欠かせません。
ポイントや参考例を元に、ユーザーから評価を得られるようなホームページ作成を目指しましょう。