ホームページ維持費の相場はいくら?7つの内訳や抑えるコツも解説

「ホームページにおける維持費の相場はどれぐらい?」
「ホームページの維持費を抑えるコツを知りたい」

ホームページの安定した運営の継続やアクセス数の増加を図るには、中長期的な目線で運用しなければいけません。そこでさまざまな維持費が発生します。

ホームページを初めて運営する方は、維持費の相場や内訳が分からず、どれくらいの費用が必要なのか不安を感じている方もいるでしょう。

そこで本記事では、ホームページ維持費の相場やその内訳、費用を抑えるコツを解説します。

ホームページ維持費用の相場は月額1〜3万円程度

ホームページ維持費用の相場は、月額1〜3万円程度です。

ホームページ運用に必要な作業を自社で対応するか、外注するかによって、ホームページ維持費が異なります。

ホームページの管理や更新を自社で行う場合は、維持費を月額1万円以下に抑えられるでしょう。

また、ホームページの維持管理だけでなく、集客アップを狙った運用やSEO対策なども外部に委託する場合は、月額5万円以上の維持費がかかることもあります。

ホームページ維持費の内訳

では、ホームページの維持費にはどのようなものがあるのでしょうか。主な7つの内訳について解説します。

  1. サーバー維持費
  2. ドメイン維持費
  3. SSL維持費
  4. セキュリティ対策費
  5. ホームページの追加・更新費用
  6. WordPressのアップデート費用
  7. コンサルティング費

サーバー維持費

サーバー維持費は、月額数百円〜3,000円ほどかかります。

ホームページ運営をする場合、レンタルサーバーを借りるのが一般的。レンタルサーバーは、企業向けのものや高機能、大容量なものほど、利用費が高くなる傾向にあります。

使用可能容量や管理体制、料金プランなどを比較し、目的に合ったサーバーを選びましょう。

ドメイン維持費

ドメイン維持費は、月額数百円〜1,000円ほどかかります。

ドメインとは、インターネット上のホームページの場所を示す、住所の役割がある文字列のこと。ドメインは、取得に数百円〜数千円、年に1度の更新に数千円〜10,000円程度ほどの費用が発生します。

なお、レンタルサーバーを取り扱う会社では、ドメインとサーバーをセットにして提供するプランもあります。

SSL維持費

SSL維持費は、月額無料〜5,000円ほどかかります。

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上のデータ通信を暗号化する仕組みのこと。ユーザーの個人情報を守るために、SSL化は必須です。

セキュリティレベルやSSLを導入する規模によって、SSL維持費は大きく異なります。ホームページ全体に高レベルなセキュリティを施す場合は、EV型で年間20万円ほどの費用がかかることも珍しくありません。

セキュリティ対策費

セキュリティ対策費は、月額数千円〜20,000円ほどかかります。

ホームページ運営における、主なセキュリティ対策は以下のとおり。

  • Webページ改ざん検知
  • 自動バックアップ
  • 情報漏えいの防止
  • 不正アクセスから保護
  • セキュリティ診断

情報漏洩やデータの破損といったトラブルが発生すると、ホームページ運用に費やしてきた時間やお金が無駄になる恐れがあります。

そのため、セキュリティ対策費は切り詰めず、無理のない範囲で予算を投じましょう。

ホームページの追加・更新費用

ホームページの追加・更新費用は、月額数千円〜20,000円ほどです。

ホームページのアクセス数を増やすためには、定期的なホームページ更新が必要です。

ホームページのコンテンツ更新を自社で対応する場合、コンテンツ制作の依頼費は必要ありません。

一方、コンテンツ制作を外注する場合、1本あたり3〜6万円ほどの費用がかかるとされています。

また、マーケティングの戦略部分から依頼する場合は、月額20〜30万円といった金額がかかるでしょう。

WordPressのアップデート費用

WordPressのアップデート費用は、10,000〜50,000円程度が一般的です。

WordPressをアップデートして最新の状態にしておくことは、セキュリティの強化や機能を充実させることにつながります。

WordPressを自社管理している場合、アップデート費用は基本的にかかりません。

一方、WordPressの運用を外注している場合は、新しいバージョンにアップデートする際に費用が発生します。さらに、ホームページの改修が必要な場合は、別途改修費が発生するケースもあります。

コンサルティング費

コンサルティング費は、月額5〜50万円ほどです。

ホームページ運用のコンサルティングでは、SEO対策やマーケティング戦略、アクセス分析、広告運用などのサポートを行っています。

戦略設計も含む大規模なコンサルティングになると、月額100万円を超える可能性もゼロではありません。

一方、スポットでの依頼なら、月額1〜5万円程度で受けられるコンサルティングもあります。

サービスの範囲によって、費用も比例して高くなるので、十分に比較検討したうえで利用しましょう。

ホームページ維持費を抑えるコツ

では最後に、ホームページ維持費を抑えるコツを3つ紹介します。

  1. 自社で対応する範囲を広げる
  2. サーバーとドメインは自社で契約する
  3. トータルでの相談で安い制作会社にお任せする

自社で対応する範囲を広げる

自社で対応する範囲を広げることで、ホームページ維持費を削減できます。

先述したように、ホームページ管理のほとんどを自社対応できれば、維持費を月額1万円以下に抑えられます

コンテンツ更新のような、サーバーに関する専門知識を必要としない業務から自社対応を進めましょう。

ホームページ運用を通して専門知識を蓄えていけば、ホームページ維持業務のほとんどをインハウス化できます。

サーバーとドメインは自社で契約する

次に、サーバーとドメインは、自社で契約しましょう。

サーバーやドメインの契約自体、大きなリソースを要する作業ではありません。

また、管理業務の契約を打ち切る際に、相手がサーバーやドメインを管理しているとトラブルにもつながる恐れがあります。

トラブルを避けるうえでも、サーバーとドメインは自社契約しましょう。

なお、サーバーとドメインを自社契約する場合は、自社内での更新業務を忘れずに行ってください。

トータルでの相談で安い制作会社にお任せする

ホームページの維持を外注した上で費用を抑えたい場合は、トータルでの相談で費用の安い制作会社に依頼しましょう。

類似の作業内容であっても、間接費の割合が高い会社ほど、支払い金額が高い傾向にあります。この間接費は、大規模な会社ほど大きくなる傾向にあります。

ホームページの更新や管理を依頼する際は、気になる会社を数社ピックアップし、相見積もりを取ったうえで依頼を検討しましょう。

まとめ:ホームページの維持費は必要!安定したサイト運営をしよう

安定したサイト運営には、それ相応のホームページ維持費が必要です。ただし、極端にホームページ維持費を削減すると、予期せぬトラブルに対応できません。

必要な維持費に予算を投じながら、安定したサイト運営を目指しましょう。

なお、ワンページ株式会社では、安全に運用できるサイト制作からセキュリティ対策、集客支援まで一貫して行っています。

相談やサイト制作のアドバイスも無料で受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。