ホームページの問い合わせを増やす方法10選!問い合わせがこない原因も紹介

ホームページ経由での問い合わせは、新規顧客を獲得するうえで欠かせない要素です。

「ホームページのアクセス数はそこそこあるのに、問い合わせが増えない……」
「ホームページの問い合わせを増やしてコンバージョン率を上げたい」

このように考える担当者は多いでしょう。

そこで本記事では、ホームページの問い合わせを増やす方法10選を紹介します。問い合わせがこない原因についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ホームページの問い合わせを増やす効果的な方法10選

ホームページの問い合わせ方法を示すアイコン

それでは、ホームページの問い合わせを増やすために有効な方法10選を紹介します。

  1. SEO対策を強化する
  2. ペルソナ設定を見直す
  3. ファーストビューにインパクトを持たせる
  4. コンテンツの質を高める
  5. 問い合わせの導線を最適化する
  6. CTAやバナーの設置位置や訴求を最適化する
  7. 問い合わせフォームを最適化する
  8. スマホ表示に対応する
  9. SNSで宣伝する
  10. 定期更新を徹底する

SEO対策を強化する

SEO対策を強化しましょう。

SEO対策を強化し検索上位表示を実現できれば、アクセス数を増やせる可能性があります。

訪問者が増えれば、興味を持ったユーザーからの問い合わせが増えるでしょう。

ホームページの問い合わせを増やすSEO対策のポイントは、「検索エンジンに評価されること」「ユーザーニーズを満たすこと」です。

ただし、SEO対策は、成果が見込めるまでに半年〜1年間がかかる中長期的な施策だと把握しておいてください。

ペルソナ設定を見直す

ペルソナ設定を見直すことも重要です。

ペルソナを正しく設定できていないと、目的とユーザーニーズにズレが生じる可能性があります。ユーザーがアクセスしても有益な情報がなければ、問い合わせしようとは思わないでしょう。

今一度ペルソナ設定を見直して、正確なニーズを把握してください。

ファーストビューにインパクトを持たせる

ファーストビューにインパクトを持たせることも重要です。

ファーストビューは、訪問者がホームページを訪れたとき、画面スクロールなしで目に入る部分を指します。

タイトルやメニュー、画像やキャッチコピーなどが該当しますが、ファーストビューにインパクトがないと訪問者の心をつかめません

ファーストビューで情報量が少なすぎるとインパクトがありませんし、多すぎると見づらいので訪問者にストレスを与える恐れがあります。

ファーストビューは、見やすいことも意識してください。

コンテンツの質を高める

コンテンツの質を高めることも大切です。

コンテンツの数だけ充実していても、ユーザーにとって有益な情報がなければ、問い合わせにはつながらないでしょう。

ユーザーニーズにマッチしていることも重要ですが、実績や事例など企業を信頼できるコンテンツも盛り込んでください

問い合わせの導線を最適化する

問い合わせの導線を最適化しましょう。

導線とは、訪問者をCTAに導くまでの流れです。

CTAを設置していても、見づらい場所にあると気づいてもらえません。また、情報量が多すぎたり、CTAボタンが見づらかったりすると問い合わせ前に離脱される恐れがあります。

ユーザーをスムーズに誘導できるよう、問い合わせ導線を最適化してください。

CTAやバナーの設置位置や訴求を最適化する

CTAやバナーの設置位置や訴求も最適化しましょう。

CTAやバナーがあっても、情報量が多いと見づらく気づいてもらえない可能性があります。

CTAやバナーがどこにあるか、一目でわかるよう目立たせるといいでしょう。

また、無料相談ができるのに、無料と書かれていないと相談料が発生する可能性を疑い、問い合わせにつながらない恐れがあります。訴求文を最適化することも意識してください。

問い合わせフォームを最適化する

問い合わせフォームの最適化も重要です。

せっかく問い合わせフォームまで誘導できても、入力項目が多いと面倒に感じて離脱される恐れがあります。ユーザーが気軽に問い合わせられるよう、以下のポイントをおさえておくといいでしょう。

  • 入力項目は必要最低限にする
  • 選択式やプルダウン形式で入力の手間を省く
  • 郵便番号による住所自動登録を活用する
  • 進捗状況がわかるようにする

ユーザーがストレスを感じないよう、使いやすさを意識してください。

スマホ表示に対応する

スマホ表示への対応も取り入れてください。

昨今ではスマートフォンでホームページを閲覧するユーザーが増えています。パソコン画面を前提としたレイアウトの場合、スマートフォンでは見づらいこともあるでしょう。

導線は、あらゆるデバイスを想定しておくことも重要です。

SNSで宣伝する

SNSで宣伝するのも有効です。

SNSは、情報拡散力に優れているので、高い集客効果が期待できます。

多くのユーザーにシェアしてもらえれば、企業の認知度が高まり、新規顧客の獲得につながるでしょう。

また、SNSは低コストで導入できるのも魅力です。

定期更新を徹底する

ホームページは定期更新を徹底してください。

長期間更新されていないホームページは、「問い合わせても回答してもらえないのではないか」とユーザーを不安にさせる可能性があります。

可能な範囲で定期更新を徹底しましょう。

ホームページの問い合わせが来ない5つの原因

ホームページの問い合わせをイメージしたイラスト

対策を取っていてもホームページの問い合わせが来ない場合、次の原因が考えられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

  1. アクセスがないまたは少ない
  2. ホームページが閲覧しづらい
  3. コンテンツがユーザーニーズを満たしていない
  4. 問い合わせにつなげる導線が悪い
  5. 問い合わせフォームが分かりづらい

アクセスがないまたは少ない

アクセスがなかったり少なかったりすれば、問い合わせは増えないでしょう。

例えば、コンテンツを充実させても、低品質だとアクセス数を伸ばすのは困難です。

SEO対策で検索上位表示を目指したり、SNSで宣伝したりアクセス数を増やす工夫を取り入れてください。

ホームページが閲覧しづらい

閲覧しづらいホームページは、ユーザーにストレスを与えます。

問い合わせを目的としていても、閲覧しづらいと感じればそこで離脱されてしまうでしょう。

また、パソコンでは見やすくても、スマホからではレイアウトが崩れ見づらい場合があります。スマホ用に最適化することも意識してください。

コンテンツがユーザーニーズを満たしていない

コンテンツがユーザーニーズを満たしていないのも問い合わせが増えない原因です。

コンテンツが充実しているサイトは一見良さそうに思えますが、ユーザーが知りたい情報がなければ問い合わせはおろか、そもそもクリックすらされません

また、ユーザーニーズにマッチしていても、コンテンツが少なすぎると、「問い合わせても知りたい情報が得られないのではないか?」とユーザーを不安にする恐れがあります。

ユーザーニーズにマッチしたコンテンツであることも重要です。

問い合わせにつなげる導線が悪い

問い合わせにつなげる導線が悪いと、途中で離脱する恐れがあります。

情報が多すぎると、伝えたいことが伝わりません。問い合わせたいと思っても、どこから問い合わせればいいか分からなければ、ユーザーは諦めてしまうでしょう。

ユーザー視点で、問い合わせまでの導線が最適であるかを見直してください。

問い合わせフォームが分かりづらい

問い合わせフォームが分かりづらいのも、問い合わせが増えない要因です。

  • 入力項目が多い
  • 自動入力がなく手間がかかる
  • エラーと表示されるがどこがエラーなのか分からない
  • 文字が小さくて見づらい

問い合わせフォームは、誰が見てもわかりやすく簡単に入力できるよう改善しましょう。

ホームページの問い合わせを増やすのに役立つツール7選

Eメールや電話など、ホームページの問い合わせを表すアイコンが並んでいる

では最後に、ホームページの問い合わせを増やすのに役立つツールを7つ紹介します。

  1. Googleフォーム
  2. formzu(フォームズ)
  3. formrun(フォームラン)
  4. オレンジフォーム
  5. フォームメーラー
  6. WEBCAS formulator
  7. Tayori

Googleフォーム

運営会社 Google
料金 無料
主な機能 フォームやアンケート作成
回答をリアルタイムで分析
マルチデバイスに対応
無料トライアル

Googleフォームは、会員登録が必要ですが、全て無料で利用できます。

質問形式を選択するだけで簡単に設定できて、ドラッグ&ドロップで並べ替えも簡単です。

カスタマイズ性も高く、回答データを分析できる機能も搭載されています。

知識がなくても簡単に導入できて、パソコンとスマホに対応しているのも嬉しいポイントです。

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formzu(フォームズ)

formzu(フォームズ)の公式サイト画像

運営会社 フォームズ株式会社
料金(税込) フリー:無料
パーソナル:1日18.9円~
ビジネス:1日36.2円~
プロフェッショナル:1日 84.9円~
主な機能 マルチデバイスに対応
暗合化通信(SSL通信)
ログ保存
フォームの入力データ保存
自動返信メールなど
無料トライアル ◯(2週間)

formzu(フォームズ)は、30秒でメールフォームが完了します。

22年の歴史と、1,627,996※件のフォーム作成実績があるのも特徴です。

メールフォーム以外にもさまざまな機能が搭載されており、無料で始められます。無料版は広告が入りますが、広告なしの有料版でも1日あたり18.9円(税込)からの低コストで導入できるのも嬉しいポイントです。

※2023年8月時点

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formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン)の公式サイト画像

運営会社 株式会社ベーシック
料金(税込) FREE:無料
BEGINNER:4,268円
STARTER:14,278円
PROFESSIONAL:28,380円
主な機能 フォーム作成
入力補助
通知機能
問い合わせ対応
メール
一斉メール送信
問い合わせデータ管理など
無料トライアル ◯(14日間)

formrun(フォームラン)は、見栄えのいいテンプレートが40種類以上用意されており、イメージに合ったものを選べます。

スタートアップ企業から大企業まで、25万ユーザーに選ばれているのもポイントです。

公式サイトでは各テンプレートのサンプルを確認できるので、イメージしやすいでしょう。好きなテンプレートを選んで必要事項を入力するだけなので簡単です。

無料で始められますし、有料プランには14日間の無料トライアルも付いています。

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オレンジフォーム

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運営会社 株式会社オレンジスピリッツ
料金(税込) パーソナル版:初期費用/料金無料
ビジネス版:初期費用無料/料金1,200円~(月払い)
主な機能 SSL対応フォーム
スマートフォン対応フォーム
Cookie保存
HTML/CSSカスタマイズ
複数フォームの一括管理など
無料トライアル

オレンジフォームは、問い合わせフォームや資料請求など、1分でフォームを作成できます。

パーソナル版は無料で始められますし、必要に応じて有料のビジネス版へシフトすることも可能です。なお、ビジネス版は、毎月払い・半年払い・年払いの3種類から選べます。

パーソナル版でもフォーム数は無制限ですし、基本的な機能が全て搭載されているのも嬉しいポイントです。

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フォームメーラー

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運営会社 株式会社フューチャースピリッツ
料金(税込) Free:無料
Pro:1,485円
Business:1,980円
主な機能 ファイルアップロード
外部サイトへ設置
投票結果表示
住所自動入力
入力成功サイン
メンバー追加
権限管理など
無料トライアル

フォームメーラーは、無料から始められるフォーム作成ツールです。

登録数は55万アカウントに及び、個人から大企業、官公庁まで幅広いユーザーが利用しています。

直感的操作でフォームを作成できるため、スキルや知識は必要ありません

豊富なテンプレートが用意されているので、画像やテキストを差し替えるだけでOKです。

無料プランから有料プランへの移行も可能で、データもそのまま引き継げます。

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WEBCAS formulator

WEBCAS formulatorの公式サイト画像

運営会社 株式会社WOW WORLD(ワオワールド)
料金(税込) クラウドサービス(月額課金)
ASP型:初期費用55,000円~/月額33,000円~
SaaS型:初期費用550,000円~/月額110,000円~
パッケージ導入版
ライセンス費用:528万円~
保守費用:別途
主な機能 アンケートフォーム作成
メール配信
顧客管理
メール共有など
無料トライアル ◯・要問い合わせ

WEBCAS formulatorは、誰でも簡単にイメージ通りのフォームを作成できるシステムです。

Webアンケートやフォームを始め、集計データの確認やCSV形式でのダウンロードもできます。

カスタマイズ性にも優れているので、企業イメージにマッチした問い合わせフォームを作成できるでしょう。

クラウド型と導入型の2種類から、予算や用途に合わせて選べます。

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Tayori

Tayoriの公式サイト画像

運営会社 株式会社PR TIMES
料金(税込) フリープラン:無料
スタータープラン:初期費用無料/月額3,740円
プロフェッショナルプラン:初期費用無料/月額8,140円
エンタープライズプラン:初期費用無料/月額27,940円
主な機能 フォーム
FAQ
アンケート
チャット
スマホ対応
外部連携
無料トライアル

Tayoriは、フォーム・FAQ・アンケート・チャットの4機能を搭載した、カスタマーサポートツールです。

完全無料のプラン※もありますし、用途に合わせて有料プランも選べます。

他にも、「URL公開設定」や「サブドメイン設定」など、あると便利な機能も充実。セキュリティ対策も取られており、SlackやChatworkなどとの外部連携もできます。

※2023年9月1日よりフリープラン内容が変更されます。詳細は公式サイトから確認してください。

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ホームページの問い合わせを増やすならプロにお任せ

パソコンで検索したサイトへスマートフォンから問い合わせている

ホームページの問い合わせを増やす対策は、コツさえおさえておけばスキルや知識がなくても対応できます

ただし、自社リソースが限られる場合や、対策しても思うような成果を得られないなら、プロにお任せするのも選択肢の一つです。

費用はかかりますが、プロが持つノウハウを駆使してくれるので、自社で対応するよりも高い効果が期待できるでしょう。

なお、ワンページ株式会社では、ホームページの問い合わせが増えないといったご相談も承っています。自社サイトでいろいろ取り組んではいるけど、なかなか集客につながらない方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ワンページにWeb集客に関する相談をする

まとめ:ホームページの問い合わせを増やすならワンページがおすすめ

キーボードに検索したいキーワードを打ち込んでいる

ホームページの問い合わせを増やすには、SEO対策やペルソナ設定などさまざまな工夫が必要です。

対策を取っているのに問い合わせが増えない場合は、対策が不十分な可能性があります。

本記事で紹介した、原因や施策を参考にしながら現在の取り組みを見直し、問い合わせ増加につなげてください。