「ホームページを制作したものの集客効果が得られない」
「ホームページへのアクセス数を増加させたい」
優良なホームページは、24時間365日インターネットからの集客が見込める便利な営業ツールになります。しかし、ただホームページを制作するだけでは集客効果は得られません。
そこで本記事では、ホームページから集客する方法を16選紹介します。また、集客できない原因もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
ホームページで集客できない5つの原因
まず、ホームページで集客できない5つの原因を紹介します。
- 目的やターゲットが明確でない
- 見た目重視でコンテンツの内容が薄い
- ユーザーニーズを満たすコンテンツが足りない
- 費用の削減に注力している
- 運用体制が整っていない
目的やターゲットが明確でない
目的やターゲットが明確でないと、十分な集客効果を得られません。なぜなら、目的が曖昧だと伝えたい内容がバラバラになり、ユーザーの気持ちにささらないからです。
またターゲットが曖昧では、デザインに統一感が生まれず、男性や女性どちらからも良いサイトという評価はもらえないでしょう。
必要なコンテンツやデザインは、目的やターゲットから逆算して決定されます。そのため、集客力のアップには、目的やターゲットを明確にしたホームページを制作することが必要不可欠です。
見た目重視でコンテンツの内容が薄い
また、見た目重視でコンテンツの内容が薄いと集客が上手くいかない恐れがあります。おしゃれなデザインにこだわる人が多いですが、見た目だけでなく内容は重要です。
商品やサービスの魅力が伝わらないと、アクセス数が多くても問い合わせや購入につながりません。そのため、よりユーザーに商品やサービスの魅力が伝わるような内容の濃いホームページ制作を意識しましょう。
ユーザーニーズを満たすコンテンツが足りない
ユーザーニーズを満たすコンテンツの不足も、集客力が低いホームページになる原因です。インターネットから検索するユーザーは何らかの悩みやニーズがあります。
求められる情報が得られないと分かればすぐに離脱され、別のサイトに移動されかねません。
コンテンツの充実度は、ユーザーの満足度に直結するため、中長期的な集客において大切です。
費用の削減に注力している
費用の削減ばかり注力し、クオリティが低いホームページになっている場合も集客効果が得られません。ホームページは、言わば会社の顔です。デザインや見やすさなどクオリティで印象が大きく異なります。
とりあえず安く制作し、必要最低限のサイト構成では、競合他社との差別化は図れません。
そのため、制作費用は十分に検討すべきものの、安さだけを考慮しないようにしましょう。
運用体制が整っていない
運用体制が整っていないと、ホームページからの集客は難しいでしょう。というのも、継続的な運用がサイトの評価向上に大切な要素の一つだからです。
また、継続的な更新や運用をしていなければ、分析や検証もできず、PDCAを回せません。
また、数年前で更新が止まっているサイトは、ユーザーから見ても活動が確認できず、安心や信頼に欠けるでしょう。
以降で紹介するSEOでもフレッシュネスは重要な指標であるため、必ず運用体制を整える、もしくは外注を検討してください。
ホームページで活用する集客方法の選び方
続いて、ホームページで活用する集客方法の選び方は、以下の3つです。
- 短期か中長期での集客か
- 予算をかけられるか
- 競合が強いか
短期か中長期での集客か
まず、すぐに顧客獲得を目指したい「短期型」か、長い目線で着実に利益を積み上げたい「中長期型」かで選ぶ施策は異なります。
それぞれの集客方法には以下のようなものがあります。
短期型 | 広告運用(リスティング広告・SNS広告など) ダイレクトメール(DM) テレアポ ポスティング プレスリリース インフルエンサーマーケティング |
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中長期型 | SEO SNS MEO オウンドメディア |
短期型は広告をはじめ、比較的すぐに効果が得られる集客方法ですが、コストが割高になりやすい傾向にあります。
一方、中長期型の集客方法は、SEOやMEOなど成果が得られるまで時間がかかります。
ただ、無料で提供されるものも多いため、コストはあまりかかりません。運用などに知識が必要なものもありますが、長期的に効果を実感できます。
予算をかけられるか
予算をかけられるか否かで集客方法が異なります。前述した通り、即時的な効果を得やすい広告施策は、コストをかける必要があり、費用も安くはありません。
広告の種類は多種多様あり、費用も異なります。また、コストをかけたからと言って正しく運用できなければ効果は期待できません。
集客施策には無料や低コストで取り組めるものもあります。予算に余裕がない方は、まず無料の集客方法を試してみると良いでしょう。
競合が強いか
競合が強いかどうかでも集客方法を変える必要があります。競合相手が強い場合は簡単に集客できません。
競合とは違う方面から宣伝したり、運用を工夫したりすることで認知度の拡大や集客力のアップにつながる可能性もあります。
競合が強ければ強いほど、他社の情報も調査し、集客方法を検討していくべきでしょう。
ホームページへの集客方法16選
それでは、ホームページへの集客方法16選を紹介します。
- SNS
- MEO(マップ検索エンジン最適化)
- SEO(検索エンジン最適化)
- オウンドメディア(ブログ)
- ホワイトペーパー
- プレスリリース
- セミナー
- メールマーケティング
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告
- アフィリエイト広告
- SNS広告
- 純広告
- 口コミサイト掲載
- インフルエンサーマーケティング
SNS
まずSNS集客が挙げられます。SNSは無料で始められるうえ、運用次第では短期間でも効果が得られます。
また、SNSの利用者は若年層が多いため、若者への認知拡大も期待できます。スマートフォン一つあれば運用可能なため、コストもかかりません。
一度大きく拡散されれば、爆発的な集客につながることも期待できます。
MEO(マップ検索エンジン最適化)
実店舗を経営する場合は、MEO(マップ検索エンジン最適化)が必須です。MEOは、Googleマップで検索した際に、お店の上位表示を目指す施策を指します。
特定の地域の人々を効果的かつ比較的容易に集客できるでしょう。
ただし、飲食店や接骨院など、地域密着型のビジネスに限られます。
SEO(検索エンジン最適化)
ホームページからの集客を見込むうえで、SEO(検索エンジン最適化)は欠かせません。
SEOは、GoogleやYahoo!での検索により、特定のキーワードで検索の上位表示を獲得を目指す施策のことです。
上位に表示されることで、アクセス数の増加と認知度の拡大が期待できます。
ただし、SEOは必要な知見が膨大であるうえ、Googleのアルゴリズムは日々アップデートされます。常に情報収集し続ける必要があるでしょう。
オウンドメディア(ブログ)
ホームページの他にオウンドメディア運営も有効な集客施策です。
オウンドメディアとは、自社が運用するメディアのこと。具体的には、ブログやSNSなどを指します。
特に、ブログはホームページのコラムとして活用されることが多く、事業関連の情報発信を行います、
悩みがあるユーザーに対して解決に必要な専門知識を提供することで、潜在顧客から顕在顧客へ育成し、商品の購入へつなげることが期待できます。
また、専門的な知識があるアピールにもつながり、信頼が高まりポジティブな印象を与えられるでしょう。
ホワイトペーパー
商品やサービスの情報をまとめたホワイトペーパーも、集客力をあげるためにおすすめです。
ホワイトペーパーの制作により、リード(見込み顧客)を獲得できます。また「製品の購入をまだ検討していないけど、興味はある」方に対して、顧客育成の役割も担います。
営業資料としても活用できることはもちろん、顧客満足度の向上につながるため、問い合わせ数が増加する確率も高められるでしょう。
プレスリリース
プレスリリースとは、新聞やマスコミなどで自社の新しい商品やサービスの情報を文書で公表することです。メディアに取り上げてもらうだけで、そのメディアを通じて、読者へのアピールになります。
PR TIMESや@Pressなど、配信先によって費用は異なりますが、自社で制作すれば数万円程度で出稿まで完結させられるでしょう。
セミナー
セミナーは講義でノウハウを提供し、その後商品の魅力などを説明することで集客につなげる手法です。これは、BtoCやBtoB問わず、多く用いられています。
悩みを抱えているユーザーに対して、有益な情報を講義形式で行うため、学びの姿勢が強い顧客を獲得できます。
しかし、セミナーの参加者を集めるハードルが高く、資料の作り込みやコミュニケーションスキルが必要なので、セミナーの実施は多くの手間がかかるでしょう。
メールマーケティング
メールマーケティングは、自社が保有する顧客リストにメール配信することで、そこからホームページに集客する方法です。
顧客情報から属性や行動に合わせ、適切なメールを送ることでニーズに合致した商品の紹介を行えるため、有効な集客につながります。
ただし、ある程度の信頼関係を構築できていないと開封してもらえません。新規顧客の獲得には不向きでしょう。
リスティング広告
リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果上部に表示されるテキスト型の広告のことです。有料ですが、最初に目に入るため集客につながりやすくなります。
指定したキーワードが検索されたとき表示されるだけでなく、年齢や地域、時間など設定しターゲットを絞ることも可能です。
ユーザークリックすると費用が発生するシステムで、企業によっては月数十万円かけて広告を掲載することもあります。しかし、運用自体は月数万円〜も可能なので、無理なくリスティング広告で集客を行えます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、インターネット上のあらゆるWebページのPR枠に表示されるバナー広告を指します。画像でアピールできるため、目を引きやすいでしょう。
ディスプレイ広告も有料ですが、リスティング広告より単価が少ない傾向にあります。しかし、場所やサイトを選んで掲載できますが、受動的であるため想定していたコンバージョンを得られない恐れもあります。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、過去に一度アクセスしたユーザーへ向けて配信される広告を指します。
いくつかの製品を比較検討しているユーザーに対して、頻繁に視界に入れることで、強く印象付けられます。
そうした興味を持っているユーザーへアプローチできるので、費用対効果やコンバージョン率の向上が期待できるでしょう。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、ブログやSNSを運用している第三者に商品の宣伝を任せる方法です。商品を紹介してもらい、問い合わせや購入につながった場合に報酬が発生します。
完全な成果報酬型なので、費用をかけた割に効果が得られなかった、という失敗は避けられます。また、すでにフォロワーや読者が多いアフィリエイターへ依頼することで自身では集客する必要がなく、多くの人に商品を認知してもらえます。
SNS広告
SNS広告は、TwitterやInstagramなどのタイムラインに表示される広告です。
課金方式は、クリックごとに費用が発生するクリック課金と、表示回数に応じて費用が決まるインプレッション課金の2種類があります。
SNSを頻繁に使用する若年層への宣伝効果が期待できますが、過剰に広告を流しすぎると嫌がられ、商品やサービスへネガティブな印象を持たれる恐れがあるので注意しましょう。
純広告
純広告とは、特定のメディアに一定の期間、もしくは一定の表示回数(インプレッション)に対して費用を支払う広告です。
広告を掲載してもらえば運用する必要は無いので、業務に集中できます。しかし、一般的に広告費が高いうえ、効果が得られる保証もないので十分な検討が必要でしょう。
口コミサイト掲載
口コミサイト掲載とは、同業種の店舗情報や口コミを掲載しているサイトです。
実際に利用したユーザーの良い口コミが宣伝になります。しかし、悪い口コミが多くを占めるとユーザーにネガティブな印象を強く持たれるリスクがあります。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングとは、SNSで影響力を持つ人へ商品を紹介してもらうことです。
フォロワー数が多いほど影響力は大きく、高い効果を期待できます。ただし、フォロワー数が多い人ほど費用が高くなること、自社商材のターゲット層と相性の良い人材でなければ効果が得られない点には注意してください。
ホームページで集客を実現するコツ
では最後に、ホームページで集客を実現するコツを3つ紹介します。
- ターゲット選定を明確化する
- ユーザーファーストなサイト制作を意識する
- 集客に強いホームページ制作会社に依頼する
ターゲット選定を明確化する
ターゲットを明確にすることも集客に成功するためのコツです。
例えば、若年層向けの商品宣伝にSNSの活用は効果が期待できますが、SNSの利用率が低い高齢者向けの商材ならSNSよりも相性の良い施策があるでしょう。
また、ホームページのデザインや内容もターゲットに合わせて効果的なものを検討していく必要があります。ホームページ制作やその後の運用に活かすためにも、ターゲットは明確化しましょう。
ユーザーファーストなサイト制作を意識する
ユーザーファーストなサイト制作を意識することも重要です。ホームページにただ自分たちが掲載したい情報を記載すればいいわけではありません。
ユーザーが本当に知りたい情報が不足していると、サイトから離脱してしまい集客にはつながらないでしょう。
そのため、ユーザーが求める情報を徹底的に調査し、ユーザーファーストなサイト制作を意識してください。
集客に強いホームページ制作会社に依頼する
また、集客に強いホームページ制作会社に依頼をしましょう。
さまざまな集客施策がありますが、これらの実施には多くの知見とノウハウが欠かせません
専門的な知識がないまま実践しても、費用がかかるだけで成果にはつながらないでしょう。当然、リソースも奪われます。
そこで、集客における実績や経験の豊富な制作会社への依頼が有効です。
ワンページ株式会社は、SEOやMEO、広告、SNS運用といった集客支援を行っています。入念なヒアリングのもと、獲得したいユーザーや目的から逆算した施策の実行を行いますので、集客はお任せください。
もちろん、ホームページ制作も可能です。制作から集客・運用までトータルでの相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ:ホームページへの集客はプロの制作会社にお任せしよう
ホームページからの集客には、さまざまな方法があります。しかし、どの手法も経験やノウハウがなければ、成果に結びつきません。
そこで、ホームページへの集客はプロの制作会社にお任せしましょう。
集客施策の実績が豊富な制作会社なら、過去の経験から的確な企画の立案、スムーズな実行ができます。
集客にもこだわり、事業拡大を目指しましょう。