「Indeedからの応募者と連絡がつかなくなった……」
「何か対応に問題があったのだろうか……」
「応募取り消しをした求職者の気持ちを知りたい……」
Indeedで求人募集をしているものの、応募者と急に連絡がつかなくなることが多く、対応に悩まれている方は多いかもしれません。
実は、求人応募の取り消しは、Indeedに限らず近年多発している事象です。売り手市場の傾向が強まっていることや、求人サイトの多用化が原因と考えられています。
この応募取り消しを減らすには、求職者の視点に立って対策を考えることが重要です。求職者心理を理解し、自社を選んでもらえるように努めましょう。
本記事では、Indeedで応募取り消しが起こる理由と対策、連絡がつかなくなった場合の正しい対処法や応募者を増やすための方法を詳しく解説します。
読み終える頃には、Indeedから人材採用をする際に何をすべきかが明確になっているでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容
Indeedの応募取り消しは珍しくない事象
冒頭でもお伝えした通り、Indeedの応募取り消しは珍しい事象ではありません。
Indeed Japan株式会社が2021年に実施した「採用担当者の業務実態に関する調査」によると、応募者と連絡が取れずゴースティングを経験した採用担当者は74.9%にのぼることが明らかになりました。
出典:Indeed Japan株式会社「採用担当者の業務実態調査に関する調査」
また、応募者と連絡がつかなくなった内容は、以下の回答結果になっています。
- 応募を受け付けた後、応募者へ連絡したが、何の返信もなかった(44.2%)
- 約束した面接に応募者は来ず、さらにその後も連絡はなかった(40.7%)
- 面接の日程調整に入ってから連絡が途絶えた(33.4%)
- 次のステップに進んでもらうための連絡はしたが、何の返信もなかった(29.6%)
- 内定通知を出したが、何の連絡もなかった(15.8%)
- 上記以外に連絡が来なかった経験(0.1%)
回答結果を見ると、応募者と連絡がつかなくなるタイミングは「応募受け付け直後」「面接の直前」「内定通知後」とさまざまです。
同じような経験をされた方は「自分たちの何が悪かったのだろう……」と考え込んでしまうかもしれません。
ではなぜ、求職者は応募取り消し・音信不通になるのでしょうか。その真理に迫っていきましょう。
Indeedで応募取り消しが起こる6つの理由
Indeedで応募取り消しが起こる理由は、主に以下の6つが考えられます。
- 他社の選考に通過した
- 応募後に再考した結果、考えが変わった
- 選考プロセスに時間をかけすぎた
- 募集要項と実際の内容に相違があった
- 採用担当者の対応に疑問を感じた
- 現職による引き留め・家族からの反対があった
順番に見ていきましょう。
1.他社の選考に通過した
エン・ジャパン株式会社は、直近1年以内の中途採用で選考辞退が発生した企業にアンケート調査を実施しました。
その結果、応募者の辞退理由として最も多かったのが「他社の選考を通過した・内定を取得した(78%)」と明らかになっています。
出典:エン・ジャパン株式会社「中途採用の選考辞退 実態調査」
大前提にあるのが、求職者は1社だけに応募しているわけではないことです。現代は複数社に応募して、比較検討するのが一般的となっています。
通常なら、選考辞退を決めたタイミングで連絡を入れるべきなのですが、インターネットから手軽に応募できる背景もあり「連絡しなくてもいい」と考える応募者も増えています。
売り手市場の傾向が強まっている現代において、企業は複数応募の中から自社を選んでもらうための努力が求められます。
2.応募後に再考した結果、考えが変わった
エン・ジャパン株式会社は「面接辞退者」を対象にアンケート調査も実施しています。
その結果、面接辞退の理由として最も多かった回答が「応募後に再考した結果、希望と異なると判断したため」であると明らかになりました(全体:46%、20代:45%、30代:47%、40代以上:46%)。
また「ネット上で良くない評判やウワサを知ったため」「応募先で働く自信がなくなったため」といった回答も上位に報告されています。
出典:エン・ジャパン株式会社「7,200人が回答!面接辞退 実態調査」
スマートフォンが普及した現代では、SNSや口コミサイトから手軽に評判をチェックできるようになりました。
求人情報に魅力を感じて応募してみたものの、後から悪い評判を見つけてしまうこともあるでしょう。例えば、同じ調査では以下の回答がありました。
- 元社員からの口コミで人間関係が悪そうな印象を受けた
- サービス残業もあると書かれていた
- ネットでの評判を書き換えたり、悪い評判を消したりしていそうな企業は不安になる
- 企業で働く人の口コミを見て、あまり良いことが書いておらず不安になった
売り手市場の現代において、少しでも不安があると他社に流れてしまう可能性が高いです。
今は改善されていても、過去の悪い口コミが不安を招くこともあります。企業は応募者から信頼してもらうための情報提供に力をいれることが大切です。
3.選考プロセスに時間をかけすぎた
最適な人材を厳選するには、選考プロセスを丁寧に進めることが大切です。
しかし、何度も面接を実施したり、適性を慎重に審査しすぎたりしては、応募者が離れてしまう原因になります。
応募者の中には「なるべく早く働き口を見つけたい」と考えている方もいるでしょう。在職中に転職活動をしている場合は、「現職の環境変化や何らかの心理変化」で応募を取り消すこともあるはずです。
また、先ほどお伝えした通り、「他社から内定を得たから」と応募辞退をする方も少なくありません。丁寧に選考を進めるのは大切ですが、あまりにも時間をかけすぎると人材を逃してしまうでしょう。
自社に興味を持ってくれた人材を逃さないためにも、企業は選考プロセスの効率化に取り組むことが重要です。
4.募集要項と実際の内容に相違があった
多くの企業の中から選んでもらうには、求人票の募集要項から魅力を感じてもらうことが重要です。
しかし、応募者が期待する内容と実際の内容に相違があると発覚した場合は、途中で離れてしまう原因になります。
例えば、以下のケースが挙げられます。
- 残業がないと記載されていたが、口コミからサービス残業があると知った
- 週休2日制と記載されていたが、隔週の土曜日は出勤することが多い状況だった
- 基本給30万円と記載されていたが、等級制度によって27万円からスタートだった
応募者は、少しでも不安があると他社に流れてしまいます。募集要項を記載する際は、騙すような表現はもちろん、誤解を生むあいまいな表現にも気をつけましょう。
5.採用担当者の対応に疑問を感じた
採用担当者は、応募受付や面接での対応に気をつける必要があります。
例えば、以下のようなケースでは、応募者が不信感から離れていってしまうでしょう。
- 日程調整の連絡が遅い
- テンプレートの文面のまま返信している
- 応募者を下に見て横柄な態度を取る
- 面接時間が極端に短い
このような対応をしていると、応募者は「自分を必要としてくれていないのではないか?」「一緒に働きたくないな……」と嫌な気持ちになるはずです。
一人の対応が企業全体のイメージダウンにつながる可能性もありますので、応募者への対応は十分に配慮しましょう。
6.現職による引き留め・家族からの反対があった
「現職による引き留め」や「家族からの反対」によって、応募辞退せざるを得ないケースもあります。
例えば、転職の意思を伝えた際に「残ってくれるなら」と給料や待遇の改善を提案される方も多いでしょう。
また、親や配偶者に相談しないまま仕事探しをした結果、事後報告時に「収入が減るのではないか」「家族との時間が減るのではないか」と反対を受けることもあるかもしれません。
Indeedの応募取り消しを減らすためにできる対策8選
応募取り消しを完全になくすのは難しいかもしれません。
しかし、以下8つの対策を講じることで、応募者と急に連絡が取れなくなる数は減らせるでしょう。
- 応募者への連絡を早くする
- 返信までにかかる日数の目安を伝える
- 連絡手段を応募者に合わせる
- 選考プロセスをできるだけ短縮する
- オンライン面接を効果的に取り入れる
- 募集要項を誤解のないように記載する
- 未経験でも働きやすいことをアピールする
- 面接の前日にリマインドする
それぞれ順番に解説します。
1.応募者への連絡を早くする
応募者への連絡は、素早くしましょう。
連絡をスピーディーに入れることで、応募者は「自分を必要としてくれている」と入社意欲を高めてくれるものです。
応募者によっては、2〜3日後でも「遅い」と不安を感じたり、その間に他社へ興味が移ってしまったりする場合もあります。そのため、なるべく即日または翌日までには、何らかの連絡を入れるのが望ましいです。
応募者に対してより早く連絡を入れるためには、以下の方法があります。
- 採用担当者を増やす
- 誰でも対応できるようにマニュアルを作る
- 自動応答システムを導入する
Indeedは、インターネットでいつでも求人検索ができます。応募者が他社に目移りする前に、連絡を入れるようにしましょう。
2.返信までにかかる日数の目安を伝える
もし返信や面接の日程調整がすぐにできる体制でなければ、「返信までにかかる日数の目安」をあらかじめ記載しておくのがおすすめです。
例えば「3営業日以内にはご連絡いたします」のように記載しておけば、応募者も連絡がないことに不安を感じなくなります。
応募後だけでなく、各選考にかかる日数の目安も伝えるようにしましょう。
3.連絡手段を応募者に合わせる
応募者への連絡方法は「メール」または「電話」が一般的ですが、どちらを選択するかは応募者に合わせるのがおすすめです。
メールは応募者が忙しくても送れますが、大量のメールに埋もれてしまったり、誤って削除してしまったりする可能性があります。今はLINEの利用率が高いため、メールを確認する習慣がない人も多いでしょう。
電話は見落としのリスクが少ないとはいえ、応募者が忙しいとなかなかつながりません。留守電にメッセージを残す方法もありますが、折り返し電話を面倒に感じる人もいます。
そのため、応募者には希望する連絡手段を伝えてもらうようにしましょう。
なお、連絡する際は「営業時間内」を守るようにしてください。夜間や休日に連絡を入れると、ブラック企業を連想させてしまうおそれがあります。
4.選考プロセスをできるだけ短縮する
何度も面接を実施すると、応募者の入社意欲を下げてしまいます。選考プロセスはできるだけ短縮しましょう。
例えば、以下の方法が有効です。
- 一次面接と二次面接を同じ日に実施する
- 誰が評価しても同じ結果になる体制にする
- 採用代行サービスを利用してプロに判断してもらう
選考プロセスの短縮と同時に「選考結果をスピーディーに伝えること」も重要です。
応募者は内定を出す前に、他社に流れてしまうケースも少なくありません。よって、極端にいえば、その場で合格なら即日で内定を伝えてもいいでしょう。
5.オンライン面接を効果的に取り入れる
選考プロセスをスピーディーに進めるには、オンライン面接を導入するのもおすすめです。
オンライン面接を導入すれば、応募者が会場に向かう負担を減らせます。日程調整がしやすいことからも、スピーディーに選考を進められるでしょう。
「対面でないと正しい評価ができない」と考える方もいるかもしれませんが、その場合は、最終面接のみオフラインにする選択肢もあります。
オンライン面接は、応募する心理的ハードルを下げる効果も期待できます。効果的に取り入れて、採用活動を効率化させていきましょう。
6.募集要項を誤解のないように記載する
募集要項をあいまいな内容にすると、応募者が誤解してしまうかもしれません。
例えば、勤務地を「東京都内」と記載するだけでは、23区内とそれ以外で状況が大きく変わります。通勤に影響するため、市町村区や最寄駅まで明記しましょう。
給料は応募者にとって重要な事項ですが、スキルや経験によって振れ幅が大きいと不満に繋がります。給与幅がある際は、常識の範囲内で設定しましょう。
業務内容も正確に記載しておかないと、入社後に「思っていた仕事と違った……」と早期離職につながる可能性があります。採用コストを無駄にしないためにも、具体的なイメージを伝えましょう。
7.未経験でも働きやすいことをアピールする
未経験職種への応募者は「本当に自分が働けるのか……」と不安を感じているものです。
中には、応募後に不安を感じるようになったり、選考が進むにつれてマイナスな感情が強くなっていったりする人もいるでしょう。「未経験OK」と記載するだけでは、応募者もなかなか信頼できない可能性があります。
そのため「未経験者に対するサポート内容」や「未経験から働いてる社員の紹介」などをアピールしましょう。応募者に安心感を与えることで、入社意欲の低下を防げます。
8.面接の前日にリマインドをする
複数社に応募するのが当たり前になっている昨今は、面接スケジュールを勘違いしてしまう人も少なくありません。
そのため、企業側から前日に連絡を入れてあげることも大切な配慮になります。メールまたは電話で確認を入れるようにしましょう。
前日にリマインドをすると、応募者が「自分を大切に扱ってくれる会社だ」と好印象を抱くきっかけにもなります。当日の流れも説明してあげると、より親切な印象を与えられるでしょう。
Indeedの応募者と連絡がつかない場合の対処法3選
応募者と連絡がつかなくなっても、必ずしも諦める必要はありません。こちらからの連絡に気づいていなかったり、体調不良や怪我などの場合もあるからです。
もし、Indeedの応募者から連絡が途絶えた場合は、以下3つの方法で対処しましょう。
- 複数の手段で連絡をする
- 再度日程調整をする
- 不採用の旨を伝える
順番に解説します。
1.複数の手段で連絡をする
まずは複数の手段で連絡をするようにしてください。連絡手段はさまざまあります。
- 電話
- メール
- LINE
- SNS
- 手紙
企業からの連絡は電話やメールが一般的ですが「知らない電話番号は出ない」「LINEをメール代わりにしている」などの理由で、連絡が取れない可能性もあります。
大量の連絡を受けている人は、着信履歴やメールが埋もれてしまっていることもあるでしょう。そのため、あらゆる手段で連絡してみると、連絡がつながることもあります。
必死さが伝わることを懸念する方もいるかもしれませんが、あらゆる手段で自分と連絡を取ろうとしてくれた行為は、応募者から好印象につながるはずです。入社意欲を高めるきっかけにもなりますので、諦めずに連絡手段を探してみましょう。
当然ですが、連絡する際の言葉遣いには十分に配慮してください。
2.再度日程調整をする
連絡が取れないのは、体調不良や事故によるものかもしれません。
もし応募者が意図的に無視していたわけでないと発覚した場合は、再度日程調整をしましょう。電話の場合は、詳細をメールでも送ると親切な対応になります。
連絡が取れなくなったのは、必ずしも応募者に非があるとは限りません。すぐに辞退者扱いすると、優秀な人材を逃す可能性もありますので、諦めない姿勢を大切にしましょう。
3.不採用の旨を伝える
複数手段を用いても連絡がつかない場合は、入社の意思がない可能性が高いです。よって不採用の旨を伝えましょう。
「連絡を無視されているなら放置でいいのでは?」と考えるかもしれませんが、きちんと連絡を入れるのが企業として誠実な対応です。
また、予期せぬトラブルに発展する可能性もあるため、不採用通知を送った証拠を残しておきましょう。
Indeedで応募者と連絡がつかない場合のメール例文
応募者と連絡がつかない場合に送るメール例文を3つ紹介します。
何を書けばいいか困っている方は、参考のひとつにしてみてください。
- 日程調整をする場合のメール例文
- 面接当日に来なかった場合のメール例文
- 不採用の旨を伝える場合のメール例文
順番に見ていきましょう。
日程調整をする場合のメール例文
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件名:【日程調整のご連絡】株式会社〇〇
〇〇 〇〇様(応募者名)
株式会社〇〇の採用担当〇〇と申します。
この度は、弊社の求人にご応募いただき、誠にありがとうございます。
〇月〇日に一次面接の日程調整についてご連絡いたしましたが、まだ回答をいただけておりません。お忙しいところ大変恐縮ですが、「〇月〇日」までに、ご都合の良い日時をお知らせいただけますでしょうか。
なお、期日までにご回答をいただけない場合は、選考へのご参加を辞退されたものと判断させていただきます。
本メールと行き違いでご対応いただいている場合は、何卒ご容赦いただけますと幸いです。
それでは、ご連絡をお待ちしております。
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大事な要素としては、以下が挙げられます。
- 以前に連絡していたことを示すこと
- 回答までの期日を明確に設けること
- 期日までに回答を得られなければ辞退と判断すること
上記は、必ず本文に盛り込みましょう。
面接当日に来なかった場合のメール例文
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〇〇 〇〇様(応募者名)
株式会社〇〇の採用担当〇〇と申します。
本日、〇時〇分から〇次面接をさせていただくお約束でしたが、会場までお越しいただけていないため、取り急ぎご連絡いたしました。
もし選考をご辞退される場合は、その旨をご返信いただけると幸いです。
再度面接をご希望の場合は、別日程での調整をいたします。
お手数ですが、〇月の第〇週でご希望の日時をいくつか頂戴できれば幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、「〇月〇日」までにご回答いただけますようご連絡申し上げます。
なお、期日までにご回答をいただけない場合は、選考へのご参加を辞退されたものと判断させていただきます。
それでは、ご連絡をお待ちしております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
不採用の旨を伝える場合のメール例文
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇 〇〇様(応募者名)
株式会社〇〇の採用担当〇〇と申します。
この度は、弊社の求人にご応募いただき、誠にありがとうございます。
〇月〇日に〇次面接の日程調整についてご連絡いたしましたが、まだ回答をいただけておりません。
その後、改めてご連絡を差し上げましたが、お返事を確認できておりません。
つきましては、誠に残念ではございますが、弊社で検討した結果、今回は選考を見送らせていただくこととしました。
なお、お預かりしております応募書類につきましては、弊社が責任を持って破棄させていただきます。
弊社一同、〇〇様の今後一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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不採用の旨を伝える際のポイントは、最後まで誠実な対応を心掛けることです。
連絡を無視した失礼な態度に憤りを感じるかもしれませんが、メール文が企業全体の悪評につながるおそれもあります。
また、応募者と将来的に顧客や取引先としてつながる可能性もあるため、誠実な対応をしましょう。
Indeedの応募を増やすための方法4選
Indeedを利用した採用活動を効果的に実施するには、応募者を増やすことも重要です。
応募者が少なくて悩んでいる場合は、以下4つの方法を検討してみてください。
- 「Indeedカンタン応募」を活用する
- 人気の検索キーワードを盛り込む
- Indeed運用代行とタッグを組む
- 採用サイトをIndeedに最適化する
順番に解説します。
1.「Indeedカンタン応募」を活用する
Indeedカンタン応募とは「履歴書なし」で応募できる設定のことです。
応募者は、名前やメールアドレスなど、数項目を入力するだけで済みます。履歴書の作成は面倒なものです。応募までのハードルを下げることで、行動してくれる人が増えるでしょう。
専門性の高い求人では、履歴書で応募者の詳細を確認すべきです。ただ、アルバイトやパートなど、一定の人数を確保したいケースには適しています。
2.人気の検索キーワードを盛り込む
Indeedは、インターネット上のさまざまな求人を収集しており、応募者はキーワード検索によって興味のある求人を探していきます。
どれだけ良質な求人でも露出が少なければ認知されません。よって検索数の多い人気キーワードを盛り込むことが、応募者を増やすうえで重要な要素となります。
Indeedの人気キーワードを探す方法は、以下が有効です。
- アプリ版の「発見」機能を利用する
- 有料版にある「採用市場レポート」を利用する
人気キーワードは、応募者のニーズを表しています。応募者視点でどのようなキーワードを検索するのか考えてみましょう。
Indeedのキーワード対策については、以下の記事で詳しく解説しています。興味がある方は、あわせて参考にしてみてください。
Indeed対策ガイド!応募が来ない・非掲載になるトラブルを丸っと解決3.Indeed運用代行とタッグを組む
Indeed運用代行とは、Indeedの運用に関する業務を自社の代わりに対応してくれるサービスです。
求人原稿の作成と掲載、データ分析やレポート作成などを委託できます。Indeedの検索アルゴリズムや、業界・職種ごとの応募傾向を理解しているプロにお任せできるため、質の高い応募者の増加が期待できるでしょう。
サービスによっては、他の求人サイトやSNSを活用した採用活動全体の戦略サポートをしてくれるところもあります。
運用コストはかかってしまいますが、応募者の質や量が向上すれば、結果的には採用コスト削減につながります。
Indeedのおすすめ運用代行サービスは、以下の記事でまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
Indeed運用代行おすすめ15選!最適な企業の選び方と費用相場を紹介4.採用サイトをIndeedに最適化する
採用サイトとは、求職者向けに特化して自社情報を発信するWebサイトです。ターゲットに合わせたページであるため、通常の企業サイトよりも応募につながる可能性が向上します。
本来、Indeedに求人掲載をすると、文字情報のみのシンプルな画面が表示されます。これでも応募が来ないわけではありませんが、応募者を増やすなら「見た目」も重要です。
Indeedには、採用サイトと連携させる機能があります。連携させることで、自社の魅力や具体的な仕事内容を詳しく知ってもらえるでしょう。自社にマッチした応募者を増やすのに効果的です。
Indeedを活用した採用支援ならワンページ
Indeedを活用した採用活動にお悩みなら、私たちワンページにお任せください。
当社の採用支援サービス「リクルートマスター」では、Indeedに特化した採用サイト制作・運用の徹底サポートを提供しています。選考プロセスの改善・採用面接のサポートといった採用支援コンサルティングも可能です。
これまでご利用いただいたお客さまからは、「新しい可能性が広がった」「無事、採用もでき、事業拡大も進んでいます」など、多くの喜びの声をいただいております。
「求人の応募取り消しを減らしたい」「自社の魅力をしっかり届けたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ:Indeedの応募取り消しを減らすには求職者への配慮が重要
Indeedを中心に、最近はインターネットから手軽に求人応募ができるようになりました。売り手市場の傾向が強まっていることもあり、応募者は少しでも不安があると辞退してしまうことが多いです。
応募取り消しを減らすには、応募者の不安解消に努める必要があります。
迅速な連絡・選考プロセスの短縮・募集要項の最適化など、応募者視点でさまざまな配慮をして、優秀な人材を確保していきましょう。