こんにちは!アシスタントデザイナーのだいぶつです!
自社や自分のWebサイトをWordPressで作っている方は多いかと思われますが、あなたはデータのバックアップを定期的にとっていますか?
もしされていないのであれば直ぐにWordPressにバックアップ機能を実装することを強くお勧めします!
このままではあなたのWebサイトが無くなってしまう危険性も…!?
この記事ではWordPressのバックアップについての概要を知ってもらうと同時に、「BackWPup」というプラグインを使用したバックアップ方法を紹介しています。
(BackWPupの使い方だけ知りたいという方は コチラ から読み進めて頂ければお早いです。)
それでは早速バックアップについて知っていきましょう!
バックアップの重要性
「サイトが崩れてしまった」
「さっきまで何とも無かったのに、急にサイトに繋がらなくなった」
「画面が真っ白になって動かない」
事の大小の違いはありますがWordPressではこのようにサイトがクラッシュする(壊れる)といった問題がよく起きます。
一体なぜでしょうか?
なぜならWordPressがよくサイバー攻撃の対象にされるからです。
WordPressは非常に大きなシステムです。
どのくらい巨大かというとインターネット上のサイトの約25%はこのWordPressで作られているからです。
知名度があり、無料で利用できるというためか世界中のハッカーから常に攻撃され続けているという訳ですね。
そのような理由でセキュリティ対策を立てるにしても限度があります。
そこで万が一Webサイトに問題が生じても復元できるようにバックアップをしておくのです。
例えクラッシュしてしまってもWebサイトを構成するデータさえ保存しておけば、再びサイトを作りなおすのが可能になります。
すなわちもしもの時に備えて日常的にバックアップをとっておくことが、サイト運営にとって重要です。
バックアップ対象について
バックアップすることの大切さは前項で説明させていただきました。
ではバックアップをするのはいいが一体WordPressのどの箇所のデータを保存しておけばいいのでしょうか?
実際にWordPressのフォルダーを覗いてみましょう…
すごい量のファイルと文書がずらり!
これを全部保存しなければいけないのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。バックアップをするべき箇所はたったの4つです。
それを今から紹介させていただきます。
バックアップするデータの種類
- themes テーマ(Webサイトの外観のデータ)が収納されています
- upload 主に画像や動画など
- plugins インストールされているプラグイン (プラグインとはWordPressに機能を追加するアプリのようなもの)
- データベース ブログの記事や投稿日時など
この4種類のデータおよびファイルがバックアップ対象となります。
Webサイトを特徴づけているのはこのデータの内容が異なっているからであり、その他の構成する要素は(WordPressで作ったWebサイトなら)ほぼ同じです。
つまりこのデータを用いれば同じようなサイトを2つ3つ作ることだって可能です。
さてひとつだけ注意点があります。データが保存されている箇所のことです。
先ほど紹介したデータの内1~3は「wp-content」ファイルの中に収納されているのに対して4のテキスト等のデータは前者とは違い別の箇所に保存されています。
ですのでWebサイト全体のバックアップを取る際はその両者を保存する必要があります。
BackWPupの使い方
さて実際にWebサイト全体のバックアップを取ってみましょう!
今回はファイルとデータベースの両方のバックアップをとることができると人気のプラグイン
BackWPup
を使っていきます。
WordPressにログインして
ダッシュボードの プラグイン→新規追加 からプラグインを取得してください。
インストールしたら有効化もお忘れなく。
次に BackWPupに移動して「新規ジョブ」を選択してください。
このような画面に移動すると思います。
ここから「一般」「スケジュール」「DBバックアップ」「ファイル」「プラグイン」「フォルダー」の各パネルに詳細設定を記入してバックアップ方法を指定していきます。
今回は 月に一回、午前7:00にファイルとデータベースをバックアップ するように指定してみましょう。
以下の様に設定してみてください。
・一般 → ジョブタスク「データベース、ファイルのバックアップ、インストール済みのプラグイン一覧」にチェック アーカイブ形式を「zip」に指定
・スケジュール → ジョブの開始方法「WordPressのCron」を指定 タイプ「毎月[日付:1]」 時間「7」 分「0」
・ファイルパネル → テーマのバックアップではご自身のテーマを選択してください。(元から入っているテンプレートはチェックを入れても入れなくてもどちらでも大丈夫です)
・フォルダー ここではバックアップを取ったデータを保存する場所を指定します。バックアップしたデータを保存しておきたい任意の場所を指定してください。
以上を指定したら保存してください。
それでは指定したバックアップを
BackWPup→ジョブ
に移動してください。
作成したジョブが表示されていますので「今すぐ実行」ボタンを押して実行してみましょう。
フォルダーパネルで指定した箇所にバックアップしたデータが保存されていると思います。
バックアップは以上になります。
今後毎月1回、先ほど指定したファイルにデータが保存され続けます。
違う指定をしたい、もっと詳細なバックアップをしてみたいという方は先ほどの要領でジョブを作ってみましょう。
まとめ
Webサイトを運営する上でバックアップはもしもの時の為の保険になりますので、導入を強くお勧めします。
バックアップ方法はBackWPupの他にも様々なプラグインがありますし、バックアップ以外の物もあります。
