新型コロナウイルス感染拡大の影響はいまだに続いており、感染拡大防止はもちろん、”withコロナ”―どのようにこの未知のウイルスと共存していくかが社会の大きな課題となりつつあります。
そんな中、これまで対面で行うことが当たり前であった採用面接のカタチも見直され、オンラインで採用面接を行う企業が増えつつあります。求職者側もこの状況を意識しており、求人に関する検索ワードの中で「オンライン面接」や「Web面接」などのキーワードが、2020年の2月頃から急速に順位を上げています。
無料で使える!オススメWeb面接ツール
Zoom
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
Web面接・面談を気軽に利用したい方へ
料金:基本無料(有料プランあり)
使用環境:PC・スマホ(スマホは要アプリ)
アカウント登録:企業側のみ必須
Web面談が話題に出始め、一躍有名となったZoom(ズーム)。オンラインミーティングやオンライン飲み会と、オフィスでもプライベートでも広く利用されるようになりました。
ここまで広まった理由のひとつに「接続が安定している」ということがあり、Web面接初心者の応募者・企業も安心して利用できます。企業側はアカウントを取得する必要がありますが、応募者はURLにアクセスするだけと非常に手軽。応募者がスマホを利用したい場合も事前にアプリを取得しておけばOKです。
1:1での面接は時間無制限。3名以上の場合も、40分までは無料プランで利用できます。
Googleハングアウト
Googleアカウントをお持ちの方へ
料金:基本無料(有料プラン有)
使用環境:PC・スマホ(スマホは要アプリ)
アカウント登録:企業側・求職者側の双方必須
Googleが基本無料で提供しているツールで、オンラインチャット・通話・メッセージの送信などが可能です。Zoomと同じく、オンラインミーティングに利用している企業が増加しています。
アカウント登録は双方必須ですが、Googleアカウントを利用している人は多く、Googleのビジネスツール「G Suite」を導入していなくとも、面接や採用担当者の個人アカウントがあれば問題ありませんので、導入のハードルは高くないでしょう。
BIZMEE
アカウント登録無しでWeb面談を導入したい方へ
料金:無料(有料オプション有)
使用環境:PC・スマホ(アプリ不要)
アカウント登録:不要
BIZMEE(ビズミー)の魅力はなんといっても基本機能はすべて無料で利用でき、アカウント登録やアプリのインストールも一切不要ということ。任意のルームURLを作成し共有するだけで面接がスタートできますので、企業側にとっても応募者にとっても非常に手軽なツールです。
画面を共有したりホワイトボード機能でメモを共有したりと、無料ながらにして非常に多くの機能が利用できます。面接・会議の機能は完全無料ですが、有料オプションでは企業のロゴを配置するなどのカスタマイズが可能ですので、オンラインスクールなどに利用する人も増えているようです。
Biograph
https://www.biograph.jp/pricing
Web面接に特化した機能を使用したい方へ
料金:基本無料(有料プランあり)
使用環境:PC・スマホ(スマホは要アプリ)
アカウント登録:企業側のみ必須
Biograph(バイオグラフ)はWeb面接に特化した機能を備えたツールです。面接の日程を予約すると、その応募者との専用Web面接ルームが作成されますので、当日そのルームのURLにアクセスするだけでOK。
スケジュール管理や面接の1日前・1時間前に通知したり、結果の通知など採用面接のための便利な機能がたくさん。面接予約の際に応募者側で動作確認を行うため、当日になってカメラが映らない!音声が入らない!というトラブルを防止しお互い安心して面接に臨むことができます。
また、有料のオプションで面接を録画することも可能。選考の制度を高められることも期待できますね。
Web会議に必要なもの
Web面接ツールが決まったら、Web面接の準備を進めましょう!
WEBカメラ・マイクの準備
Web面接に最低限必要なものは、カメラとマイク。カメラが内臓されていないPCの場合は外付けのWebカメラを準備しましょう。スピーカーを内蔵しているPCやスマートフォンもありますが、周りの音や雑音が入りがちなため、外付けのヘッドセットやインカム・イヤホンマイクもあった方が安心です。
それぞれの備品が準備できたら、実際に導入したツールで社内テストを行い、設定や動作・操作方法をしっかり確認しておきましょう。
掲載ページ/求人広告
Web面接の準備が整ったら、そのことを求職者にアピールしましょう!
「Web面接始めました」「オンライン面接歓迎」など掲載ページや求人票・求人広告の応募方法の項目、またはページの一番上の目を引く場所に記載するのが効果的です。
まとめ
Web面接のニーズはいまだかつてないほど高まっており、今後はWeb面接に対応しているということが当たり前の時代がやってくるかもしれません。コロナ禍で苦しい局面ではありますが、これを新たな採用成功のチャンスととらえ、Web面接の準備を整えていきましょう!