小学生が将来なりたい憧れの職業1位に「Youtuber」が選ばれたのをご存知でしょうか?「Youtube」が大衆コンテンツとして確立していることを顕著に表しているデータですね。
各業界の有名人が次々とYoutubeチャンネルを開設したり、ショートビデオ投稿SNSから新たな人気者が生まれたりと、動画はいまもっともアツいコンテンツ。そんな中、Webマーケティング業界でも「動画マーケティング」が注目を集めています。
目次
動画が身近になったワケ
インターネット上でなんらかの動画を目にしない日はないのでは?というほど、社会は動画コンテンツにあふれています。そもそも、なぜここまで動画コンテンツが普及したのでしょうか。
①モバイル端末の普及
一億総スマートフォン時代がすぐそこに来ています。整備されたインターネット環境に加えてスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末は、動画に「いつでもどこでも楽しめる」という付加価値をもたらしました。
数分のミュージックビデオからドラマ・アニメ・映画など多種多様の動画コンテンツを好きなときに視聴できる環境が整い、自宅はもちろん移動中の電車やランチタイムなど、ちょっとした時間にスマホやタブレットで動画を見て過ごしている人を多く見かけるようになりましたよね。
②インターネット環境の向上
定額制の通信料金・Wi-Fiの普及などでインターネット環境は格段に向上しました。通信料金を気にすることなく、大容量のデータ通信を気軽に利用できるインフラが整備されたことがまず挙げられます。
少し前までは動画視聴に「重たくて途中で止まってしまう」「通信料が怖くてうかつに視聴できない」といったストレスを感じていた人が多いのはないでしょうか。インフラが整備されたことで動画視聴のハードルがグンと低くなり、動画を楽しむ機会が増えてきたのです。
③次世代通信規格の登場
2020年3月、日本に次世代通信規格「5G」が上陸しました。超高速の5Gは2時間の動画もわずか数秒でダウンロードできると言われており、VR(バーチャルリアリティ・仮想現実)を用いた臨場感のある音楽ライブやスポーツ観戦・ゲームなどへの期待も高まっています。
5Gの普及とともに動画コンテンツ市場はますます広がりを見せることでしょう。
動画マーケティングのメリット
商品・サービスの魅力や情報をよりリアルに・多く伝えることが可能で、興味を惹き印象に残りやすいなど多くのメリットを持つ動画マーケティング。いま注目されている理由としては、何と言っても身近で目に触れやすいということです。
スマホ・タブレットでインターネットを利用する人がほとんどで、動画視聴が日常の一部であることが当たり前になってきているいま、動画マーケティングがユーザーの目に触れるチャンスが拡大。
また、世界最大手のYoutubeだけでなく、TwitterやInstagram・FacebookなどのSNSに動画を投稿することもできますし、自社サイトで動画コンテンツを配信することももちろん可能。多くのプラットフォームで配信が可能なため、さまざまなマーケティング効果が期待できます。
動画マーケティングはこんな企業にオススメ
若年層を採用したい!
若い人ほどスマホで動画を視聴する時間が長く、10代~20代の若者で「週1回以上利用する動画メディアがスマホ」という割合が半数以上というデータもあります。若年層に自社の魅力を伝えるには動画が最適というワケです!ある企業が「TikTok」に投稿した自社PR動画が話題となり、実際に若年層の応募が増えた事例もあります。
自社ホームページで動画を配信したい!
集客・自社のイメージUP・ブランディングに繋がるような動画をコーポレートサイトで配信するのも効果的です。商品のデティールや機能などがリアルに伝わりますし、社員インタビューや業務風景・開発にかける想いや理念などを真剣に伝える内容の動画は企業の周知やブランディングに大きな効果を発揮できるでしょう。
特定のユーザー層に伝えたい!
動画マーケティングは少ない秒数で多くの情報を伝えられる上、ターゲットユーザーを絞りやすいという一面もあります。年代や性別・ライフスタイルや趣味・地域などを絞り、ターゲットユーザーの心に直接訴えかける動画を制作・PRが可能です。ユーザー層を絞り、よりユーザー層に寄り添った内容を制作・配信できるのも動画マーケティングの醍醐味のひとつです。
まとめ
インターネットはますます進化し、動画市場も発展し続けていくことが予想されます。マーケティングには動画を使うのが当たり前という時代も、すぐそこに迫っているかもしれません。
この動画マーケティングの波に乗り遅れるなんてもったいない!今からでも遅くありません。自社の価値をより高めるために、動画マーケティングを始めましょう!

かなぴょん
